子どものひと言にハッとなったというツイートをイラストで再現する「育児あるある」。今回ご紹介するのは「薬剤師になりたい」という8歳児の言葉です。ついこの前まで「ドラゴンになりたい」と言っていたのに……と思いきや、われわれが想像する薬剤師とは、少し違う薬剤師だったようです。
「みんなが喜ぶ薬をつくりたい」
8歳児「将来の夢が決まった」
俺「ドラゴンになるんじゃなかったっけ」
8歳児「薬剤師になる」
俺「いいね」
8歳児「みんなが喜ぶ薬を作りたい」
俺「どんな薬かな」
8歳児「防御力アップとか」
俺「ドラゴンと戦う側なんだ」
(Kosuke Sawaさんのツイートより)
話題のツイートを投稿したのは、Kosuke Sawaさん(@kosukesa)。Twitterのプロフィール欄によると、大学の心理学科の教授だそうです。
ある日、Kosuke Sawaさんのお子さんが「将来の夢が決まった」と言うので耳をかたむけてみると、「薬剤師になる」と宣言。この前まで「ドラゴンになる」って言っていたのになぁと思いつつ、さらに詳しく聞くと、「防御力アップの薬を作る」との答えが返ってきました。なるほど。ファンタジーRPGの世界なんかに出てくる、薬草を調合して作る人のイメージなのでしょうね。いつのまにかドラゴン側から、ドラゴンを倒す側にまわっている気がするけれども……。
このツイートにはさっそく「バフ大事ですね」とのコメントが。「バフ」とはRPGなどで、おもに味方の能力を引き上げる効果を持った魔法やスキルのこと。お子さんが思い描く「薬剤師」にぴったりの一言です。
そのほか「前衛ではなく支援とは、立ち位置が渋い」とお子さんの着眼点を評価する声や、「精神的な防御力を上げるお薬を」、「回復アイテムをください」などと、現実世界でも「バフ」を欲する大人たちから、切実なコメントが寄せられていました。
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