「ヘルシア緑茶うまみ贅沢仕立て」と「焼きサバ」との相性98.1%――先日、花王が味覚AIの分析結果を発表しました。これを受け、世界的パティシエ・辻口博啓シェフが、サバをふんだんに使ったスイーツを開発したというので、そのショコラとヘルシアをテイスティングしてみました。
味覚センサー「レオ」で「甘・塩・酸・苦・旨・コク」6項目の相性を判定したところ、ヘルシアとの相性がバツグンであることが分かったという焼きサバ。
「今度焼きサバ食べるときはヘルシア用意してみよう〜」なんてのんきなことを考えていたら、「辻口シェフがサバを使って開発に挑戦したスイーツが完成したので食べませんか?」という、世にも珍しいお誘いをいただいたのでちゃっかり食べてみることにしました。
「届いたらすぐに食べるんだぞ」と何度も念を押されて届いたのは、巨大なサバ缶を模した箱。「禁断のAfternoon Tea」とおしゃれにロゴも入っており、開ける前から期待が高まります。
パカーッと箱を開けてみると登場したのは、お品書きと「ヘルシア緑茶うまみ贅沢仕立て」と辻口シェフ渾身の「Ca va Chocolat(サヴァショコラ)」です。
お品書きによると、サバショコラのおいしい食べ方は以下の通り。
サバショコラのおいしい食べ方
(1)まずはショコラとジンジャーの豊かな香りを愉しむ。
(2)ひとくち頬張りサクサクの食感とサバショコラのハーモニーを味わう。
(3)ゆっくりと「ヘルシア」を飲み、そのマリアージュを堪能する。
さっそくショコラの封を切ったところ、サバの脂っぽい香りではなくジンジャーのさわやかな香りがふんわり。大変高級感のあるショコラのようです。
一口頬張ってみると、サックサクのパイ生地と芳醇なチョコレートの風味が爆発。これが辻口シェフの本気……となどと薄っぺらい感想を述べていたら、中盤からはジンジャー、そして食べ終わりにはふわっとサバが香るという、スイーツ史上初の展開に。チョコレートだけども、サバ。サバだけれどもパイ。なんだこれ、すごいぞ。
おいしい大混乱状態のままヘルシアを一口飲んでみると、これが清涼感抜群でした。濃厚なチョコレートとサバの後味をヘルシアがさわやかに整えてくれるので、ショコラとヘルシアのコンボを堪能していたらあっという間にショコラを食べきってしまいました。
今回の「Ca va Chocolat(サヴァショコラ)」は非売品とのことですが、焼きサバとヘルシアの組み合わせも試したところ、こちらも相性が非常に良かったので皆さんも機会があれば試してみてはいかがでしょうか。
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