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【気付いちゃうとモヤッとする言葉】ソシャゲ全盛の現代に「ソシャゲなんか今どきないだろ」と思うワケ(1/2 ページ)

「現代のソシャゲはソシャゲではない」という捉え方。

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 ねとらぼ読者から、日常の中のモヤッとするフレーズを募集する読者投稿企画。今回は「気付いちゃった人だけモヤッとする日本語」編として「ソシャゲ」をご紹介。

「ソシャゲ」にモヤッとする理由(匿名希望さん)

 ソーシャルネットワークを主にしてないゲームに対して使っている人が多い。SNSのガチャ報告とか。

 ソシャゲなんか今どきないだろ。



編集部による補足:なぜ「ソシャゲなんか今どきない」と言えるのか

 口調などの強さからドキッとしてしまった読者の方もいるかもしれませんが、話の趣旨は「ソーシャルゲーム(ソシャゲ)」という語の本来の意味を聞けば理解できるはず。

 ソーシャルゲームはもともと「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で提供されるオンラインゲーム」を指す言葉で、専用アプリのインストールがいらずWebブラウザ上から、しかも、基本的に無料で遊べることが特徴とされていました。

 つまり、ブラウザゲームの一種だったというわけ。筆者の印象に残っているのは、mixi上で提供されていた「サンシャイン牧場」でしょうか。

 ですが、現在はソシャゲというと、もっぱら(基本プレイ無料という点は同じだけど)専用アプリを必要とするスマホゲームのこと。ゲームとしての仕組みは似ているものの、プラットフォームが異なります。

 こういった経緯を知っていると、一昔前で言うところの「プレイステーションで遊んでいたら、お母さんに『ファミコンばっかりやってないで!』と叱られた」ときのような違和感を覚えてしまうかもしれません。

 ちなみに、本来の意味でのソーシャルゲームは全く姿を消してしまったわけではなく、例えば、Facebook上では現在でもトランプゲーム、ボードゲームなどがプレイ可能。ですから「ソシャゲなんか今どきない」はちょっと言い過ぎではありますが……まあ、かつての隆盛を考えるとそうも言いたくなるくらい聞かなくなりましたねえ(遠い目)。

本企画では、読者の皆さまからの投稿をお待ちしております。

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