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ねとらぼ読者から「マジで方言じゃないと思ってた言葉」を聞く投稿企画。今回は、愛知県の方言として「放課」(ほうか)を伺いました。
愛知県の方言「放課」
【例文1】「放課あと何分ある?」
インターネットの友達が「放課後にさ〜」と話していて、疑問に思って調べてみたら(自分が使っている意味と)違った。この事実を知ったとき、相当ショックを受けたので送らせていただきます。(投稿者:匿名希望さん)
【例文2】「次の放課は大放課だで、運動場行こまい」
東京都内の大学に進学したら、全く通じなかった。「放火!?」と驚かれることがある。(投稿者:放課魔さん)
どんな意味?
意味:授業と授業のあいだの休憩時間
編集部による補足
このような学校生活に関連した方言は「学校方言」と呼ばれ、その学校やその地域の学校では当たり前のように使われているため、気付きにくいことで知られています。今回の「放課=休み時間」という使い方は、愛知県の学校方言として有名。
辞書的には「放課=1日の授業が終わること」のように説明されているのですが、この方言ではそれぞれの授業が終わるたびに放課になるというわけ。
関連して「その日の授業が終わったあとの時間を『放課後』ではなく、『授業後』『学校が終わった後』などと呼ぶ」「昼食後の休み時間を『昼放課』、小学校などの2、3時間目のあいだの長めの休み時間を『大放課』『長放課』などと呼ぶ」という違いもあると言われています。
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