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【あなたはどっち派?】西日本の方言「しゃべりよる」の意味は「しゃべりやがった」か、「今まさにしゃべっている」か(1/2 ページ)
西日本の方言だけど、西日本のなかでも意味が違うとか。
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ねとらぼ読者から「マジで方言じゃないと思ってた言葉」を聞く読者募集企画。今回は、九州の方言として投稿が寄せられた「〜しよる」です。
九州の方言「〜しよる」
【例文】「〇〇が△△としゃべりよった」
- この例文を関西人の友達に言ったら、「何でしゃべっちゃいけないの?」と返された。あちらでは、標準語でいうところの「やりやがった」のような意味になるらしく、同じ言葉でも違う意味の方言になるのが面白いと思った(匿名希望さん)
どんな意味?
- 意味:〜している
編集部による補足:この「〜しよる」は英語でいうと「〜ing」?
「〜しよる」は西日本で広く用いられている一方、地域によって意味が異なり、調べてみると非常にややこしい方言。そのため一概には言えませんが、比較的分かりやすい説明としては以下のようなものが考えられそうです。
- ある地域の「〜しよる」は英語の現在進行系(〜ing)に例えられることがある。合わせて、「〜しとる」は現在完了形(have+過去分詞)に例えられることがある
- また、別の地域の「〜しよる」は“待遇を表す表現の1つ”といわれ、「〜しよる」なら軽い見下し、「〜しはる」なら軽い敬意のニュアンスがあるとされる
- 要するに、同じ「〜しよる」でも文法的な役割が全然違う
- 今回の「〇〇が△△としゃべりよった」は、西日本の異なる地域の人が話した結果「今まさにしゃべっている(現在進行系)」「しゃべりやがった(軽い見下し)」と理解の仕方が違ったという例
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