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「東京お台場 大江戸温泉物語」が9月で閉館へ コミケ帰りの人気スポット、18年の歴史に幕(1/2 ページ)

2003年3月にオープン、年間100万人が訪れる人気スポットでした。

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 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツは、同社が運営する「東京お台場 大江戸温泉物語」について、9月5日で閉館すると発表しました。閉館の理由は「東京都との事業用定期借地権設定契約が2021年12月に期限を迎えるため」とのこと。



 「東京お台場 大江戸温泉物語」は、江戸情緒の中でゆったりと温泉を楽めるテーマパークとして2003年3月に開業。これまで18年間にわたって、お台場のランドマークの一つとして、またコミケ後に訪れる定番スポットとしても人気を集めていました。また、さまざまなアニメ作品とのコラボにも積極的で、年間の来場者数は約100万人にものぼっていたといいます。



 同社ではこれまで、営業を継続するためのさまざまな方策を検討してきましたが、契約当時の借地借家法では、契約は最長20年までで延長も不可能。残念ながら再契約も認められなかったため、今回の決断に至ったとのことです。閉館日までのイベントや販売済みの前売入場券などの取り扱いについては、後日同社の公式サイトで案内するとしています。

 今回の発表を受け、ネット上では「悲しすぎる」と残念がる声や、「本当にお世話になりました」と、これまでの思い出を語る声が多くあふれました。閉館の発表に添え、同社は「『東京お台場 大江戸温泉物語』は閉館いたしますが、弊社は今後も、全国で運営する38の温泉旅館・温浴施設を通じ、より多くのお客様へ心地よい温泉と美味しいバイキング料理、そしてかけがえのない思い出をお届けできますよう、日々努力して参ります」とコメントしています。


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