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「ガンダムチョットワカル」としか言えなくなる現象のグラフが秀逸 未知の外伝や機体を知るたび自分の知識に自信がなくなる(1/2 ページ)

ゲームに出てきたDガンダムやらテネス・A・ユングやらが、沼の深さに気付かせる。

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 ガンダムに詳しいつもりでいた人が、未知の外伝やモビルスーツ(MS)が膨大にあると気付いて自信喪失。「ガンダムチョットワカル」と慎重な言い方をするようになる様子を示したグラフが秀逸です。知れば知るほど己の無知に気付くやつだ。

ガンダム 怖くて「詳しい」とは言えないの分かる……

 投稿主はTwitterユーザーの六日(@666_muika)さん。エンジニアの言う「Linuxチョットデキル」を元ネタに、知識を追うほどに自信をもって「詳しい」と言えなくなる現象を、ガンダムで表しました。

 グラフの横軸は「知識量」で、それに対する「自信」が縦軸。「シャアとアムロを知ってる」を起点とし、ガンダムにハマった人が「ガンダムチョットワカル」と自認するまでの過程を示しています。

ガンダム ガンダム未見でも、なんとなく耳に入ってくるレベルの知識がグラフの起点

 グラフは映像作品をいくつか見るうちに上昇し、ゲームに触れて複数タイトルのキャラやMSを知ったあたりでピークに。ところが、40年以上に渡るシリーズの歴史が、一気に自信を砕いていきます。

 というのも、ガンダムから派生したコンテンツは映像作品に限らず、小説や漫画、「設定画のみ存在するMSのプラモ」など多岐に渡ります。劇場公開中の「閃光のハサウェイ」にしても元は30年ほど前の小説ですが、映像化で初めて知った人も少なくないでしょう。

 このように、広くて深いガンダム沼の恐ろしい情報量に圧倒されて、グラフは急降下。それでも、新たなスピンオフや続編を知るうちに、じわじわ上昇していきます。そして最初に映像作品を見たころまでに回復したとき、グラフの主はようやく「ガンダムチョットワカル」の域に達するのでした。

 グラフは「怖くてガンダム詳しいなんて絶対言えない」「物心ついたころからガンダム好きだったけど、グラフのピークの段階で止まってる」「少ししか知らなくても好きなら良い」など、さまざまな反応を呼びました。「『ガンダムエース』の刊行以来、外伝が増えた要因もある」「ダニング=クルーガー効果だ」「スター・ウォーズなど、多くの界隈(かいわい)に言える」といった指摘もみられます。

画像提供:六日(@666_muika)さん
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