同人誌即売会後に泊まったホテルの押し入れから、人がいるかのような音が…… 恐怖体験を語るツイートのまさかの結末に「心温まる」「いい話」(1/2 ページ)
好きなものは忘れられないよね。
遠征で宿泊したホテルで、得体の知れない物音をたてる幽霊と遭遇したというツイートが話題になっています。
一見「怖い話」のようなツイートですが、このお話は少々事情が異なっていたようです。
同人誌即売会の後に……
10年程前、妹が友達3人と大阪の同人誌即売会に遠征した後、大阪の安ホテルに1泊したそうです。夜中に全員で「本日の戦果」を読みあってた所、押入れから物音がしたそうです。押入れを開けても誰もいなくて、暫くしたらまた音がする。妹が「あなたも読みたいんですか」と言ったら「ガタッ」と返事がした(Tar Sackさんのツイートより)
このツイートを投稿したのはTar Sack(@tar_sack)さん。Tar Sackさんの妹さんが、大阪の同人誌即売会に遠征した際に泊まったホテルで、幽霊と思わしき存在に遭遇した、というツイートです。同人誌即売会からホテルに帰った妹さんたちが、夜中に即売会の戦利品を見ていると、押し入れから人がいるかのような不審な音がしたというのです。
断続的に鳴る音に対して、もしかして……と考えた妹さんは「あなたも読みたいんですか」と謎の音に呼びかけてみます。すると押し入れから「ガタッ」という大きな音が。
これを返事と解釈した妹さんと友人たちは、謎の音に質問を繰り返し、なんと好きなジャンルとカップリングを聞き出すことに成功。該当する同人誌の一番の見どころのページを開いて、押し入れに「お供え」をしたそうです。すると、物音がぴたりと止んだとのこと。
押し入れから物音が、となれば怖い話ですが「同志」となれば話は別です。不思議なできごとですが、好きなものというものは幽霊になっても変わらないのかもしれませんね。
リプライや引用リツイートでは「相当尊かったんだろうな」「いい話」「心温まるお話」といった、怪談話にはそぐわない声が多数集まっていました。
好きなジャンルの同人誌を前にすれば静かにしていられないという気持ちに共感する人は多いのではないでしょうか。妹さんたちによる「お供え」で、幽霊さんが少しでも心休まると良いですね。
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