自転車の盗難を防ぐために“不吉そうな箱”を自作した人が、まさかの結末を迎える漫画が話題を呼んでいます。
投稿者の犬のかがやき(@inunokagayaki)さんはある日、本棚に置かれた不吉そうな箱を見つけて「うわっ…」と驚いてしまいます。
この不吉そうな箱は、「不吉そうな箱がついてれば盗みにくいんじゃないか」と、自転車の盗難を防ぐために犬のかがやきさん自ら考案・制作したもので、「自作だからまったくいわくもないけど」と前置きしたうえで、「忘れた頃に視界に入るとびっくりしてしまう」と語ります。
悪ふざけで作ったものが実際におそれられ始めて本物になるというパターンは、都市伝説などでよくあること。犬のかがやきさん「冗談で作るのも考えもの」だとして、「こういう物を作った以上これを怖くなくするのも自分の責任な気がします…」と「第一回不吉な箱を怖くなくしよう」という謎企画をスタートさせました。
選んだのは「ラジコンの外装にする」という方法。ラジコンはポップであり、熱血なイメージもあってホラーから遠いこと、不吉そうな箱は中身が何かを想像して怖くなるが、箱そのものが“速い”と中身がどうでもよくなることが選出理由です。
「シャ」と音を立てて走り出す不吉そうな箱。思わず「不吉な箱が早いの楽し…」とつぶやく犬のかがやきさん。速すぎて残像しか見えない不吉そうな箱。部屋には「ゴーゴーゴーゴー!!」と叫ぶ犬のかがやきさんの声だけが響くのでした。
この漫画には「声出して笑った」「狂人度高くて好き」「ラジコンへの謎の信頼感」「いきなり怖い箱がシャってきたらそれはそれで怖い気が…」とといった声のほか、「のろいと思ったらはやいだった」「不吉箱ラジコンを壁にぶつけると交通事故に遭うと言われているんですよね〜」と技ありなリプライも寄せられています。
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