子どもが保育園でもらってきた病気が、なぜか親にうつるときには威力を増している気がする……そんなあるあるを描いた漫画に「正しく、これですよね」「わかりみが凄い」と共感の声が集まっています。
作者は2歳の息子・小麦くんの母で、Twitterで育児漫画を公開している麦(@mugichopoko)さんです。
4月から保育園に通いだした小麦くん。他のお友達と触れ合う機会が増え、さまざまな病気をもらってくる“保育園の洗礼”の真最中です。保育園から帰ってきた時には、小麦くんの周りに小さな赤ちゃんウイルスが見えるような気がするといいます。
この日も園でウイルスもらってきたのか、熱を出してしまった小麦くん。しかし、熱はあるものの意外にも元気そうな様子を見て、麦さんは「雑魚ウイルスでよかった」と胸をなで下ろします。
夜には、鼻は詰まっているもののぐっすりと眠りについた小麦くん。翌朝には、元気に麦さんのお腹の上に乗って遊ぶまでに回復します。すっかり全快だ!
一方、麦さんは頭と喉に違和感を覚えます。どうやら、小麦くんの病気がうつってしまったた様子。でも、前日の麦くんの元気そうな様子を見ていた麦さんは「幼児であの症状だもんな 免疫力高い大人なら大した事ないだろ」と余裕の構えです。
一応うがいをしておこううと洗面所に向かった麦さんが鏡越しに見たのは……家にやってきた時の何倍も屈強な姿に成長した、悪魔のようなウイルスの幻想だったのでした。もう逃げられない……!
結局この後、39度の熱が出て2日ダウン、回復してきたところで頭痛が酷くなり病院行ったところ副鼻腔炎になっており、再び39度の熱が……と、1カ月ほど体調が回復しなかったという麦さん。「息子はまだまだ免疫力が低いですし、そのへんにいるウイルスで体調崩すのは分かるんですよ。でも私達は既に免疫獲得してませんかね? なんで親の方が悪化するのか謎でしかないです」と、大人だけ症状が悪化するこの現象に頭を悩ませています。
この漫画には、「子どもが風邪ひいてるときは『代わってあげたい』と思いますが、いざ大人に伝染ると『マジでやめて…』ってなりますよね」「子供の風邪が重症化する、これも身体の衰ろえなのかしら」と同じ現象を体験した人からのコメントが多数集まっています。
麦さんはTwitterのほか、ブログ「麦の子育て絵日記」で家族の日常を描いた漫画を公開中です。
画像提供:麦さん(@mugichopoko)
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