寝る前の貴重な子どもとの語らいを、そして見事なオチを描いた漫画が、Instagramに投稿されています。めっちゃ良いこと言ったんだけど……?
3姉妹を育てる漫画家の竹内文香(@ayyyyyaka.t)さん。ある夜、いつもは即寝の長女ちゃん(6歳)が珍しく起きていたため、2人でお話をすることにしました。
普段はまだ幼い妹たちの寝かしつけに手を取られ、こうやって長女ちゃんと語り合うのは貴重な時間。日々の出来事を語る中、長女ちゃんがふいに竹内さんに「おかあさんは自分のことスキ?」と質問を投げかけます。
「自分のこと? うん! スキよ!」即答する竹内さんに対し、「おとうさんはどうかな?」「あの人も自分のことスキなタイプだわ」と会話を弾ませる2人。竹内さんが逆に「長女ちゃんは自分のことスキ?」と問いかけてみると「ん〜、まぁまぁかな…」という自信なさげな答えが返ってきました。
竹内さんは長女ちゃんに、一生の中で1番長く付き合う自分のことはできればスキになってほしいと伝えます。それは自分をスキになることは自信を持つことにつながると考えているから、とも。
きっと長女ちゃんの胸にも響いたのでしょう、そんなステキなお話をするお母さんを真面目な顔で見つめ続けます。そして「ねぇ、おかあさん。どうしてさ…」と口を開きます。
「おかあさんの歯は、ちょっとズレてるの…?」と肩を震わせ、クククと笑う長女ちゃん……。え、そこ!?
ものすご〜く良いお話をしていたのに、何と長女ちゃんは竹内さんの歯をじっと見つめ、歯のズレに疑問をいだいていたのです。思わぬオチに「私の話響いてないやないかーい」と心の中で突っ込まずにはいられない竹内さんなのでした。
子どもって時に残酷、だけど着眼点が大人の想像を超える斜め上で本当に面白い! でもきっと竹内さんの「いい話」も長女ちゃんの心のどこかに残っていると思いますよ。
竹内さんはInstagramに育児漫画を投稿しているほか、ブログ「ピンピンころばぬ在宅介護」では曾祖父母と祖母の介護を題材にした漫画を公開しています。
また、書籍『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる! 胎内記憶ガールの日常』が販売中です。
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