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南部鉄器職人の手によるトゲトゲの鉄瓶が、いろいろな意味で恐ろしいできばえです。うっかりすると、痛いしあっつい。
投稿主は岩手の南部鉄器工房「及富」を営む菊地海人(@kaito_kiku327)さん。この鉄瓶は所属職人の大川さんが手掛けたもので、砂の型に太い針を射して作った、複雑な鋳型で鋳造されています。
その挑戦的な試みは見事に成功し、フタを取るにもひと苦労という不思議な鉄瓶が完成。デザインの意図を明示していないため、「ウニ」「ハリネズミ」「ハリセンボン」「ヒャッハー(な肩パッド)」「茶道にも華道にも使える」「1000年後に発掘されたら武器だと思われそう」など、さまざまな想像を喚起しています。
鉄瓶はESTNATION 六本木ヒルズ店に8月1日まで出展。33万円の値札が付いています。
画像提供:菊地海人(@kaito_kiku327)さん
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