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ねとらぼ読者から「マジで方言じゃないと思ってた言葉」を聞く投稿企画。今回は、長崎県の方言として「(靴下の)じゃがいも」を伺いました。
長崎県の方言「じゃがいも」
【例文】「じゃがいものできとる」
- 友達(関東住み)が見せてきた靴下に、「立派なじゃがいもだ!」と言ったら「??」という反応。(しおさん/長崎県)
- 指先がじゃがいものように見えるから共通語だと思っていた。友達に「じゃがいも!」と指摘されても、表現がかわいいから嫌な気持ちにはならなかった。(匿名希望さん/長崎県)
どんな意味?
じゃがいも:靴下に開いた穴(特に指先が見えている状態を指す場合が多いもよう)
おまけ:「靴下に開いた穴」を指す言葉(方言ではなさそうなものも含む)
本企画では先日、類似の方言として「おはよう靴下」(宮城県)を紹介したところ。“こういう「靴下に開いた穴」を表す言葉は、どれくらい存在するのだろうか”と、ねとらぼ編集部でアンケート調査を行ってみました。
全回答(40件)から一部紹介
<回答数が多かったもの>
- おはよう靴下(宮城県)
- じゃがいも(長崎県)
<「おはよう靴下」のような表現>
- 「親指が“こんにちは靴下”になっていたから縫ったよ」(神奈川県)
- 地域的なものではありませんが、(穴から飛び出た)親指が「こんにちは!」と言っているように見えるので、「こんにちは!」と呼んでいます(愛知県)
<「じゃがいも」のような表現>
- 足先だけの(穴の)場合に「芽が出た」とか「春が来た」とか言います(兵庫県)
- 足指の穴は「たけのこ生えた」。かかとは「穴が空いた」くらいしか言わない気がする(新潟県佐渡島)
どうやら「靴下に開いた穴」に対し、「靴下に開いた穴」以外の呼び方をしている人はけっこういるもよう。しかし方言ではなさそうな回答も多くみられ、例えばある愛知県の回答者は穴の開いた靴下のことを「セックス・ピストルズみたいになってる」と表現するとか。もしかして……「アナーキー(穴開き)・イン・ザ・U.K.」ってこと?
投稿募集:あなたの「マジで方言じゃないと思ってた」言葉、教えてくれませんか?
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