女性が夜遅くまで残業中、突然“恐ろしいもの”に襲われる漫画が、ホラーでもありほのぼのでもあり、味わい深いです。作者は漫画家の羽流木はない(@warugi871)さん。
独り残ってプレゼン資料作成にいそしむ、主人公の八田。時計が22時を回り、やっと帰宅の支度に入ったところ、様子を見に来た部長に働きぶりをほめられます。
しかし、八田は自分に向いていない今の仕事を辞めたくて、以前から部長に打診していました。これを機会に、あらためて退職のうかがいを立てますが、「できたら考え直してもらえないか?」と頭をなでられ、はぐらかされてしまいます。
その瞬間、突然2人の前に化け物が姿を現しました。見た目は長髪の女性のようでいて、人間なら目がある位置にも口があり、「ありえ」「ない」「でしょ」と複数の口からこの世のものとは思えない声を発してきます。
逃げようとするも、八田は慌てて転倒。化け物に足をとられて、机の下に引きずり込まれてしまいました。
「死にたくな……っ」と言葉を残して八田と化け物は消え、職場には部長だけが残されました。ところが、物語はまだまだ終わりません。化け物が突然冷静に語り始めて……。何が「ありえない」のか? そして八田の運命は? 結末は漫画本編でご覧ください。
作者の羽流木さんは過去にもオカルトテイストな作品を手掛けており、社長が生首の会社で働くほのぼの漫画『ホワイト会社に首ったけ!』は単行本が発売中。また、8月からは「ヤンマガweb」で『百合の園にも蟲はいる』を連載開始。こちらは男性教師が女子校で「虫以下の存在」として苦悩の日々を強いられる、ある意味ホラーな内容となっています。
作品提供:羽流木はない(@warugi871)さん
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