「お料理初心者だったころの失敗談」を伺う読者募集企画。今回は「めんつゆの保存方法を知らなくて……」というお話。
連載企画:お料理初心者だったころのミス、教えてください
「知識や経験がなければうまくいかない」というのは、身近な家事にも当てはまる話。当たり前のようにこなしている人がたくさんいるからといって、簡単とは限りません。……というか、そういう人たちも失敗を重ねた結果、できるようになっただけなのかも。
そこで、いろいろな人から家事の中でも特にお料理の失敗談、つまずいたポイントを聞いてみて、暮らしのヒントにしようという企画です。
開封後のめんつゆ、どこに置いておく?
流し台の下(皆しょうゆとかを置いているところ)に、めんつゆを置いておいたら“爆発”したことがあります。
―― ……何が起こったんです?
当時の私は「京都の夏は暑い」ということと「めんつゆは開封したら冷蔵保存」ということを知らなくて。冷蔵庫に入れずに置いておいたら、発酵してガスが出ちゃったみたいですね……。
帰宅したら、フタが吹き飛んで倒れた容器からめんつゆがトクトクと流れでていて、床が汁まみれ。1Kの部屋の台所と玄関に、発酵食品のような臭いが充満していました。
編集部補足:めんつゆの保存方法について
めんつゆと一口に言ってもさまざまな製品があるわけですが、メーカー各社のWebサイト上で紹介されている保存方法はだいたいこんな感じ。
- 開封後は必ず冷蔵庫で保存
- 開封後の保存期間の目安として、ストレートタイプは「3日以内」と書かれることが多い
- 濃縮タイプの目安はだいたい数週間程度(濃縮の倍率、製品などによって異なる)
ちなみに、冷蔵保存が必要な理由については「しょうゆと比べて、めんつゆは塩分濃度が低いから」というのがよくある説明なのですが、しょうゆの場合でも開封後の劣化を防ぐために冷蔵保存が勧められていることがあります。
開封後の扱いについては製品によってマチマチで、例えば、密封ボトルタイプの製品では常温保存が推奨されている場合も。よく利用する製品に関しては、メーカーのWebサイトをのぞいてみるといろいろ役立つ発見があるかもしれません。
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