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SNSで「男性が嫌いな女性の〇〇」「女性が嫌いな男性の〇〇」ってよく見るけど…… 自分の“好きなもの”に正直に生きる人の漫画が心に響く(1/2 ページ)

私の人生を決めるのは、私。

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 SNSや雑誌でたびたび取り上げられる、「男性が嫌いな女性の〇〇〇」「女性が嫌いな男性の〇〇〇」という表現。こうした、見た人のコンプレックスを刺激するようなコンテンツに抗う意見を描いた漫画がInstagramに投稿され、「すてき」「泣きそうになった」と共感を集めています。

男性が嫌いな〇〇
「男性が嫌いな女性の〇〇〇」って、よく見るけど……

 作者は、たみこ(@tamico_and_udon)さん。同棲するうどんさんとの日々をエッセイ漫画に描き、Instagramに投稿しています。

男性が嫌いな〇〇
たのしいTikTokタイム
男性が嫌いな〇〇
よく見かけるコンテンツですが、たみこさんは真顔に
男性が嫌いな〇〇
たみこさんが思うこと
男性が嫌いな〇〇
なぜ他人を意識しなくてはならないのでしょうか

 ある日、たみこさんが楽しくTikTokを閲覧していると、「男が嫌いな女の服装Top5」が画面に表示されました。笑顔からスンと真顔になったたみこさんは、こうしたコンテンツが苦手だといいます。

 それは、たみこさんが「私たちは他人に好かれるために生きているわけじゃない」と考えているから。服やメイクには人それぞれ好きなものや表現したいものを取り入れているはずなのに、なぜ他人の視点を意識してメイクや服装を変えないといけないのか、とたみこさんは問いかけます。

男性が嫌いな〇〇
たみこさんを心配する、周りの人からの声
男性が嫌いな〇〇
私の人生は私のもの、と言い切るたみこさん

 周りの人が悪気なく口に出す「その服変だよ」「髪型、男の子みたい」といった“助言”も同様です。たみこさんは、それが自身への心配の気持ちから出ているものだと理解しつつ、「でも、私の人生は私のもの」と言い切ります。

 他人に従っても、自分の意志でも、結局人生の選択をするのは自分自身。それならば、自分が思う幸せを自分で選び「大丈夫、これがすきなの!」と大切にしていきたいですよね。

男性が嫌いな〇〇
すてきな考え方に共感が集まっています

 たみこさんはこの漫画を「誰かの言葉で人生を決めるんじゃなくて、自分で選んだ自分の好きなものに囲まれて幸せに生きていくんだ」と締めくくっています。

 読者からは、たみこさんの考え方に「とても響きました! 素敵です」という共感のほか、「自分の好きを大事にできるようにまず自分と向き合うところから始めたいと思いました」など、勇気をもらえたというコメントが数多く寄せられました。

 とはいえ、まだまだ他の人にコンプレックスを植え付けるようなコンテンツが溢れる世の中。自分の好きなものを自信を持って好きだと言うのは、簡単なようでとても難しいことです。少しずつ、自分の心の声に寄り添って生きていけたらいいですね。

 たみこさんは、この他にもエッセイ漫画を毎日Instagramに投稿しています。また、YouTubeチャンネル「たみことうどんTamiko and Udon」も更新中です。

画像提供:たみことうどん(tamico_and_udon)さん

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