いつも元気な我が子が病気に……。そんな状況で不安になるのはお医者さんも一緒のようです。医師で漫画家・イラストレーターでもある肉球せんせい(@29Qsensei)さんは、息子さんが急性胃腸炎になった心境を漫画に描いています。
普段が人一倍元気なだけに、我が子のぐったりとした姿が痛々しく感じたという肉球せんせいさん。心を痛めながらも息子さんを病児保育に預けて出勤します。その道すがら「私、何のために仕事してるんだろ…」と落ち込んでしまい……。
しかし、先に仕事を終えた夫さんから「流石に弱ってる…と思いきや、めっちゃガツガツたべてるんだけど…」と意外な報告が入ります。前日から丸一日半ほど絶食した直後だというのに、そうめんやパン、ヨーグルトなどをペロリとたいらげたのでした。
たくさん食べてお腹は痛くなってしまったものの、その後は嘔吐も下痢も無くなり、朝まで熟睡してくれました。翌朝、スッキリ目覚めた息子さんがごはんをモリモリ食べる姿を見て、子どもの生命力のすごさにただただ感嘆したといいます。
医者だからこそ、我が子の具合が悪いと最悪の事態を想定してしまうという肉球せんせいさん。右往左往を重ねる中で、親になるとは、子どもの生命力を信じることなのかなと感じているそうです。
医療の現場で働くママやパパなら家族の病気への対応も手慣れたものなのでは……と思ってしまいますが、我が子を心配する気持ちはみんな同じなんですね。
漫画の読者からは「医師でさえ“そう”なんだとしれるとホッとします」「看護師の友人も症例を思い出して不安で頭がグルグルするとのことでした」など、共感のコメントが寄せられています。
作品提供:肉球せんせい(@29Qsensei)さん
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