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小学生「梁にぶら下がって、どっちが遠くまで飛べるか競争だ!」→その後、大学生になるまで“前歯が短いままだった理由”(1/2 ページ)

前歯の治療のお話。

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 「学校は机に座って勉強するだけの場所ではない」とよく言われますが、それゆえにさまざまな事故やトラブルも起こりうるもの。ねとらぼ読者からそんな体験談を伺う本企画、今回は「中高生のころ、“ある理由”から前歯が短かった」という方にお話を伺いました。

小学生で折れた前歯の治療を大学生になるまで待ったわけ

 自分が通っていた小学校の廊下には梁(はり)があり、当時はよくぶら下がっていて。6年生のある日、ふとした待ち時間に「ブランコのように体を揺らして、梁から後ろ方向にどれだけ飛べるか」という競争していました。

―― 子どものころはそういう遊び、楽しかったですよねえ……という企画ではないんですよね、これ。

 前歯が2本折れました。

 というのも、そのとき自分は上履きを脱いでいたのですが、(大人になった今なら危ないことが容易に分かりますが)靴下で着地したら足が滑って、床に顔面を強打してしまって……。

 痛み自体はそこまでありませんでしたが、唇が切れたのもあって血がすごい出ました。病院では応急処置として折れた前歯2本(根本の方は残っている)の神経を抜き、仮の歯を再建してもらいました。

 しかし、仮の歯は折れた前歯にフタを継ぎ足した程度の高さしかなくて。結局、大学生になるまで前歯が短い状態で過ごしていました。

―― 折れたのが小学生のころで、治ったときには大学生って時間かかりましたね。

 実は小学生当時は歯並びが悪く出っ歯だったので、「折れたところを本格的なセラミックの歯にする前に」と中高生のあいだは歯列矯正していました。

 今でも前歯2本はそこまで強度がなくて、例えば丸ごとのリンゴにかぶりつくような噛(か)み方はできませんが、日常生活では支障を感じていません。むしろ、折れたことが歯列矯正のきっかけになり歯並びが良くなったので、人生トータルで考えたら得している気がします。

―― 「これからみんなも前歯折ろうぜ?」とはなりませんけど、そういう考え方もある、と。

 ケガの功名ってやつですね。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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