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メルカリは9月2日、犬猫療法食、酸素缶、血中酸素飽和度測定器および酸素濃縮器(いずれも医療機器に該当しない家庭用商品)を禁止出品物とすることを発表しました。
以前より「医療機関で必要とされる商品」をはじめ、関連する一部商品を禁止出品物としており、深刻な感染状況が続いていることなどを受けて今回の措置に至ったとのこと。犬猫療法食は、コロナ禍で世界的にペットを飼う人が増えた関係で品薄状態が続いており、悪質な転売が横行して問題視されていました。
なお、メルカリでは医薬品・医療機器の出品を禁止しており、従来よりパルスオキシメーターはじめ医薬品・医療機器に該当する商品を出品することはできません。
上記以外の商品についても、「生命身体の安全や健康の維持に関わる必需品であり、できるだけ早く多くの人に届けることが求められるが、供給が著しく不足している商品である」とメルカリが判断した場合は、商品削除・利用制限などの措置をとる場合があるとしています。
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「医療機関・医療関係者に影響を及ぼすおそれがあるため」とのこと。