誕生日を迎え、飼い主より“年上”になってしまったワンコの思いを描いた漫画がTwitter(@atachitachi)に投稿されています。
柴犬の血を引く雑種のワンコ「ぼく」と飼い主のおかさんは同じ誕生日。今年もふたりで仲良くお祝いです。
おかさんは69歳、ぼくは14歳……人間の年齢に換算すると約72歳を迎え、とうとうぼくはおかさんの年齢を追い越してしまいました。昨年の誕生日には68歳と13歳(ヒト年齢で約68歳)と同い年になったと喜んだぼくでしたが、今年は年上になってしまったことで不安に思うことがありました。
犬は人より早く年をとってしまう、だからいつか1人残ってしまうであろうおかさんが心配だ、と……。人間は昔より寿命が延びて100歳まで生きる人もいるから、犬もいつかは100歳まで生きられるようになるかなぁと考えるぼく。
何歳になっても、ぼくは大好きなおかさんとずっとずっと一緒にいたいと願います。おかさんももちろん、ずっと一緒にいたいと願っているに違いありません。
どうしても人より短い命を生きる動物たち、寄り添い生きるのは実は覚悟のいることなのだと痛感します。それでも「生まれてきてくれてありがとう。そばにいてくれてありがとう」と思わずにいられない、素晴らしいかけがえのない時間をくれる大切な存在なのですね。
この漫画には「少しでも長く一緒に元気に過ごしたいものですね」「私の残りの寿命を半分つしたいと日々祈ってます」「その時が来るまで、ずっと一緒に、ずっと愛し愛されの大切な関係でいよう」と、シニアワンコと暮らす人々からも共感のコメントが寄せられています。
作者は犬を愛する漫画家・イラストレーターのあたちたち(@atachitachi)さん。この「ぼくとおかさん」シリーズは2021年8月で1周年を迎えました。このシリーズ以外にも、各SNSにワンコを題材にした漫画やイラストを投稿しています。
また、単行本『しばいぬのあたちたち』が販売中です。
あたちたちさん
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