初めて歯医者に行く1歳とママの心を奪ばった、歯医者さんの神対応を描いた漫画がInstagramに投稿され「すてきな先生!」と話題になっています。
漫画の作者はもす(@mosumanga30)さん。2歳の娘さん、みよちゃんのお母さんです。1年ほど前、初めてみよちゃんを歯医者さんへ連れて行ったときのこと。もすさんが訪れた歯医者さんは、平日でも混んでいました。
そして診察室に案内され、歯医者さんと対面した2人。歯医者さんはみよちゃんに「あーんしてもらえるかな?」と優しく尋ねます。しかしみよちゃんは「んーん」と拒否。知らない人の前でお口を開けることが怖いのも当然ですね。しかしここは歯医者。歯を見せてもらわないと始まりません。
すると歯医者さんはニコニコしたまま、「じゃあさ この手袋触ってみて」とみよちゃんに自分の手を差し出します。みよちゃんは言われるがまま、ちょっちょっ、と触れてみました。つるつるした歯医者さんの手袋に興味を引かれるみよちゃん。
続いて歯医者さんは手袋を少しつまみ「ぎゅーって引っ張ってみて」と伝えます。みよちゃんはぎゅーっと引っ張り、歯医者さんの「ぱって離してみて」の声で離します。パチンッと音を立てる手袋。「おもしろい?」と尋ねれば、みよちゃんはにまぁと笑って「うん」とのお返事。これは心を掴まれている……!
少し変わったものに触れて楽しくなっちゃったみよちゃんに、歯医者さんは「じゃあこのままお口見せてね」とリクエスト。先ほどの拒否はどこへやら、みよちゃんは自然にお口を開けてくれました。すごい!
見守っていたもすさんは、歯医者さんの手法はもちろん、一人の患者にこれだけの時間をかけてくれたことに驚きます。さらに歯医者さんは「しっかり磨けてますね」「お母さんのおかげです」と穏やかに言ってくれました。ここでもうもすさんの心もわしづかみ!
無事に診察を終え、歯医者さんの「虜(かかりつけ)になった」というもすさん。実際は、歯医者さんはアンパンマンのお話などもしてくれて、もっと時間をかけて診察してくれたそうです。小さな子が歯医者で嫌な思いをしてしまうと、連れて行くたびにとても大変な思いをするもの。じっくり時間をかけたやさしい診察、そして親御さんへの労りも忘れない歯医者さんは、とてもステキで人気の理由がよくわかります。もすさんは、これ以降ずっとこの歯医者さんにお世話になっているそうです。
また、普段育児のことを誰にも褒められなかったというもすさんは、歯医者さんのあたたかい言葉が「すごく嬉しかった」とのこと。コメント欄でも、「これは神対応」「すてき」「嬉しいですよね」という声が集まっていました。
もすさんのInstagramアカウント(@mosumanga30)やTwitterアカウント(@mosumanga30)には、みよちゃんを中心とした家族のほほえましい日常エピソード漫画が数多く投稿されています。ブログ「今日もおこめが宙を舞う」でも公開中です。
画像提供:もす(@mosumanga30)さん
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