5歳娘に「なんかくさい」と言われたママがショックを受けていると…… なぜか“先輩感”を出してくる夫を描いたエピソードがじわじわくる(1/2 ページ)
子どもって素直だなぁ……。
子どもから何気なく言われた「くさい」という言葉。傷つくママですが、近くに「くさい」の先輩がいて……。そんな家族の日常の一コマを描いた漫画がInstagramに投稿され、笑いを誘っています。
漫画の作者は、1歳と3歳の男の子と、5歳の女の子を育てるママのおやまさん(oyamaoyadayo)。おやまさんは、Instagramで子どもとの暮らしを描いた漫画を公開しています。今回は、5歳の長女ちゃんのお風呂上がりにはなったある一言のお話です。
お風呂から上がった長女ちゃんが、「お母さん頭拭いて」とおやまさんのところへやってきました。すぐさま「はいよ〜」と長女ちゃんの前にしゃがんで髪を拭き始めたおやまさんですが、接近した際に長女ちゃんから「あれ…お母さんなんかくさい…?」と言われてしまいます。
衝撃を受けつつも、とっさに「…くさいとか肌がカサカサしてるとか歯が黄色いとかそういうのは思ってても口に出さないほうがいいんじゃないカナ」と諭すおやまさん。言われたくないことが全て詳細に出てしまっています。
しかし、娘さんの返答は無邪気な「なんで?」。しどろもどろになりながらも、おやまさんが「言われた人は悲しくなるし…人間は中身の方が大事ナンダヨ〜」と説明すると、長女ちゃんは理解してくれました。
ショックを受けつつも、長女ちゃんが受け入れてくれたことにホッとするおやまさん。しかしそれもつかの間、どこからか「くさい」と言われたことを笑う夫の気配を感じます。
おやまさんが振り返ってみると、「妻もついに『くさい』って言われちゃったか〜」となぜかうれしそうに立つ夫の姿が。娘との会話を聞かれていたことを苦々しく思いながらも、おやまさんは原因は「パジャマの生乾きのにおい」だと説明します。
しかし、夫はそれ自体は「ふ〜ん」とあまり気にしていない様子で、「今ってどんな気持ち?」と笑顔で問いかけてくるのでした。完全に『こっち側』として迎えられている……!
実は夫は、長女ちゃんから「『みどりいろの○○○』の匂い」と指摘された経験が。おやまさんという「くさい」仲間が増えたことにうれしさを感じていたのでした。
ちなみに、言葉でママが傷つくことを知った長女ちゃんは、その後「思ってても言わなくなりました」とのこと。この漫画には、「子供に今後言われそうなこと先に全部禁止ワードにしておく技、盗ませていただきます」「先輩面感がツボです」といったコメントが集まっています。
子どもの素直な発言は、時に大人の心を凹ませるもの。聞くべきところは受け入れつつ、お互いに思いやりのある言葉をかけたいものですね。
おやまさんは、この他にもInstagramで家族のエピソードを描いた漫画を公開中。また書籍『おやまさんちの愉快なる365日』も発売中です。
画像提供:おやまさん(oyamaoyadayo)
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