小2・年長の兄弟に2段ベッドを購入→添い寝終了に切なくなる母だったが…… 意外でかわいい誤算を描いた漫画に泣き笑い(1/2 ページ)
成長がうれしいような、ちょっと寂しいような。
子どもと一緒に寝ているママは、夜中にぶつからないように身を縮めたり、はだけてしまった布団を何度もかけなおしたり、なかなか朝まで熟睡できないもの。でも、そんな大変ながらも愛しい日々がある日突然終わりを迎えたら……。ママの切なさを描いた漫画がInstagramに投稿され、多くの共感を集めています。
イラストレーターのぽんぽん(@ponponkosodate)さんは、小学校2年生の長男タロくんと幼稚園年長の次男ジロくんのお母さん。2人の子育てエピソードを漫画に描き、Instagramに投稿しています。
ある日、ぽんぽんさんの家に兄弟用の2段ベッドが設置されました。2人は声をあげて大喜び。夜になるとパパに連れられてわくわくしながら寝室に入り、1人で眠る寂しさを訴えることなくすぐに眠りにつきました。その様子をパパから聞いたぽんぽんさんは、「これでもう夜中に蹴飛ばされたり頭突きされたりしなくていいんだ〜っ」と目をキラキラさせます。
その晩、布団に潜り込んだぽんぽんさんは、2段ベッドで眠る子どもたちの寝顔を眺めていました。パパと2人だけになったダブルベッドが、なんだかとても広く感じます。
ふと、子どもたちが隣で眠るのは昨日が最後だったのでは、と気付いたぽんぽんさん。昨晩寄り添って眠っていた2人の寝顔を必死に思い出そうとしますが、なかなか頭に浮かびません。思えばタロくんが生まれてからの8年間、寝るときには子どもたちのぬくもりがすぐそばにありました。それが昨日で最後だったなんて……。ぽんぽんさんは募る寂しさを抱えながら眠りにつきました。
翌日。ダブルベッドの感想を聞いてみると、「ぐっすり眠れた!」とうれしそうな子どもたち。と思ったら、ジロくんが笑顔いっぱいに「今日はママの横で寝る!」と宣言しました。どうやらジロくんは、2段ベッドの下の段からママの顔が見られないのがお気に召さないようです。昨日のセンチメンタル気分を吹き飛ばすかわいい宣言に、驚きながらもちょっとうれしいぽんぽんさんなのでした。
この投稿には「うちもそうだった!」「成長うれしいけど離れていくのはちょっと切ないですね」など、多くのママから共感の声が寄せられています。
最後にだっこをした日、最後に手をつないで歩いた日……多くの「最後の日」を突然迎えてしまう子育てですが、ささいな思い出をいつでも思い返せるよう、成長を目に焼き付けながら見守れたら良いですね。
ぽんぽんさんは、この他にも育児漫画をInstagramやTwitterに投稿しています。また、ブログ「ぽんぽん子育て」も更新中です。
画像提供:ぽんぽん(@ponponkosodate)さん
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