家族が寝静まったあと、赤ちゃんからいきなりアタックを受けたママさんの漫画がInstagramに投稿され、「わかりみ」「最高です」と話題になっています。人智を超える、ゴジラのような破壊力……!
漫画の作者はかりんこ生活(@karincolife)さん。2020年に生まれたかりんちゃんを育てるママさんです。Instagramでは、かりんちゃんとのエピソードを描いた漫画を公開しています。
夜も更けた、午前0時ごろの出来事。ぐっすりと眠っているママさんへ、なにやら不穏な気配が迫ります。何の準備もなく胸への攻撃を受けママさんは大ダメージ! 当然目が覚めます。
周りを見渡すと、目覚めたかりんちゃんがそばに居ます。ママさんは、突然の胸の痛みはかりんちゃんからの一撃だったのだと察しました。
ママさんを起こそうとしたのか遊んでいるつもりなのか、かりんちゃんは無邪気そのもの。しかし、赤ちゃんの遠慮のない一撃はそれなりに重いものです。目覚めた直後のママさんへさらなる攻撃が迫ります! ママさんの悲鳴もむなしく、かりんちゃんは1撃目よりもさらに重い衝撃をもたらす技を繰り出してきました。
このすさまじい攻撃の中、ママさんは映画「シン・ゴジラ」のとあるシーンを思い出していました。長谷川博己さんが演じる矢口蘭堂副本部長が「GODZILLA? どういう意味だ?」と尋ねる場面。突如現れた巨大生物は一体何なのか。少しずつ明かされ、緊張感がぐっと高まるシーンです。
そして石原さとみさん演じるカヨコが「コードネームガッズィイラ」「荒ぶる神。彼が英語表記にGODを付けたと聞いている」と語る場面も。ゴジラはまさに人智を超えた完全生物……そして、荒ぶるかりんちゃんもまた……。ママさんは「荒ぶる化身シン・ゴジラ……いや! シン・カリンだ!!」と今の状況を映画に重ねるのでした。
「シン・ゴジラ」では、ゴジラに対して対策本部が打ち出した大規模作戦「ヤシオリ作戦」が展開されます。その作戦は、ゴジラの活動を凍結するため、血液凝固剤を経口投与するというもの。
ママさんは矢口副本部長を思いながら「私もこれから“カリン”の活動休息を目的とする我が乳を用いた経口投与作戦…実行するね!! 矢口さん!!!」と涙を流しながら奮起します。そしてシン・カリンちゃんへのヤシオリ作戦……もとい、授乳が無事実行されたのでした。
「毎回ゴジラされます。朝方もされます、その度にシン・ゴジラと矢口さんを思い出して元気だしてる」というかりんこ生活さん。
コメント欄には、「うちの子も未だによく夜にゴツンしてくるのでシン・ゴジラ思い浮かべながら耐え抜きます」「世界の平和のためにも母乳の経口投与によって怒りが静まることを祈ります…」といった、「シン・ゴジラ」ファンからの声が。また、「うちは夫婦揃って漫画好きだから、進撃のあっくんってよんでるよ」「うちの子は毎日深夜3時頃に覚醒するので『3時のヒロイン』と呼んでます」などの声も集まっていました。
赤ちゃんの深夜の強めの一撃も、好きな作品のことを思えば乗り越えられることも。矢口副本部長は、日本だけでなくかりんこ生活さんの心も救ってくれたようです。
かりんこ生活さんのInstagram(@karincolife)では、この他にもかりんちゃんとのほほえましい日常を描いたすてきなイラストや漫画が投稿されています。
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