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タカラトミーアーツから、カプセルトイ「原色図鑑シリーズ 原色擬態昆虫」が発売されます。リアルさを徹底追求した商品で、なんと原寸大です。
全4種類。植物に擬態する昆虫をフィギュアにしました。最も大きいオオコノハムシの全長はおよそ133ミリ。実際の昆虫と同じサイズで造型することにより、本物を見ているような“図鑑”としての楽しさを追求しています。
体格構造や彩色にもこだわっています。海外に生息する擬態昆虫の「標本」を実際に取り寄せ、徹底研究しました。さらに昆虫標本の第一人者である福井敬貴氏に監修を依頼。体格構造やポージングに至るまで、実際の昆虫を可能な限り再現しています。また成形色ではなく彩色表現を採用。昆虫特有の葉脈や、模様を再現しています。
オオコノハムシ(学名:Pulchriphyllium giganteum)
マレー半島のジャングルに分布している大型のコノハムシ。製品ではメスの個体を参照しています。オスとは違い、前翅(ぜんし:昆虫のはねのうち、前部の一対)が木の葉型になっているのが特徴です。
ヒシムネカレハカマキリ(学名:Deroplatys lobata)
東南アジアの熱帯雨林にて主に見られる、枯れ葉に擬態する「カレハカマキリ」の一種です。
ハナカマキリ(学名:Hymenopus coronatus)
東南アジア一帯の熱帯雨林に広く分布しています。初齢幼虫はカメムシに擬態し、成長するにつれ花のような姿になります。製品は成長過程で最も花に近い幼体の姿を再現しています。
コノハカマキリ(学名:Choeradodis stalii)
中南米一帯に生息するカマキリ。胸が円形に近い緩やかな曲線になっており木の葉に擬態しています。製品の個体は体格の大きいメス個体を参考にしており、腹部等の形状がオスとは異なります。
「原色図鑑シリーズ 原色擬態昆虫」は1回400円、9月下旬の発売予定です。
(高橋ホイコ)
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