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東京五輪の27歳メダリスト、新型コロナで入院「深刻な事態になり得るとの警鐘に」 ネットに衝撃広まる(1/2 ページ)

競泳リレー代表選手。

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 東京オリンピックに競泳代表選手として出場したマディー・ウィルソン選手が9月19日にInstagramを更新。新型コロナウイルス(COVID-19)に感染し、入院することになったと報告しています。ウィルソン選手はオーストラリア代表として前回リオデジャネイロ大会に続き東京五輪へ出場。リレー代表選手として金と銅メダル各1つずつ獲得していました。

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マディー・ウィルソン選手(画像はマディー・ウィルソン公式Instagramから)

 オリンピック終了から約1カ月が過ぎた19日、ウィルソン選手がInstagramに投稿したのは両腕に点滴の跡が残る痛々しい写真。「落胆と怒り」を表明しながらマスク姿にやつれた表情で、予定されていた水泳クラブ世界一決定戦へ参加できなくなったと公表しました。

 もともと肺に持病があるため、予防措置として入院が決まったと明かしたウィルソン選手。身体的、肉体的にとてもつらい状況としつつも、自身の感染が「コロナは深刻な事態になり得るという大きな警鐘になったはず」と注意を呼びかけています。「怖い思いをしなかったといえるなら、私はただの愚か者」と恐怖を味わったと率直な心境を伝え、サポートしてくれたという家族や周囲への感謝をつづりました。

 ウィルソン選手はこれまでに2度のワクチン接種を終えていたとのことで、Instagramストーリーズを通じ「ワクチンのおかげで重症化しなかった」「周囲への感染を防げた」と接種を推奨。「誰にも私のような経験はしてほしくない」と呼びかけています。

 ウィルソン選手の投稿の影響は大きく、Twitterでは「ワクチンを接種していて27歳と若い、なおかつ身体を鍛えているトップアスリートですら入院」「パンデミックはまだ収まっていない」と波紋を広げています。本人の投稿には大勢から「早く良くなりますように」「お大事に」と回復を祈るメッセージが次々と寄せられました。

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