Instagramに投稿された、子どもを産んでからのワンコたちへの気持ちを描いた漫画に共感の声が寄せられています。作者は漫画家のおおがきなこ(@kinakonoe)さん。
旦那さんと元保護犬の「ギー」ちゃん、シーズーの「マル」ちゃんと暮らしているきなこさんは2021年8月に出産し、家族に「リンダ」ちゃんが加わりました(関連記事)。
妊娠中は「子どもができるなんてやだなぁ」というとがった気持ちがあったというきなこさんですが、出産と同時に不安な気持ちは消え、心がとても軽くなったそうです。
しかし出産前後の数週間で、ギーちゃんとマルちゃんのことをかわいいと思う気持ちをどこかに落としてしまっていることに気付きます。
なぜかマルちゃんのことをなでても温かさを感じない、ギーちゃんの顔を見ても表情を感じない。2匹を見てもどこかの家の遠いワンコに見えてしまい、子どもを産んで自分が変わってしまったのかと恐怖を感じたそうです。
その気持ちは誰にも言えなかったというきなこさんでしたが、自分が今疲れていて弱っていることを自覚し、「調子は必ず戻ってくる」とあわてないこと、流されないことを心に決め、栄養をとって休むことを徹底しました。
そしてリンダちゃんが生後1カ月を迎えようとするある日、再びマルちゃんとギーちゃんの温かさを感じるようになりました。そう、きなこさんが変わってしまったわけではなく、ただ不調だっただけだったのです。大切な宝物が増えただけであることに気付き、ほっと大きなため息をついたきなこさんなのでした。
こちらの漫画には「すっごくわかります!!」「私も今これかもしれません……」といった、同じ経験をした人からのコメントが寄せられています。
おおがきなこさんはInstagram(@kinakonoe)やTwitter(@kinakobon)、note「いとしのオカメとギーとマル」、にギーちゃんとマルちゃん、2019年に虹の橋を渡ったダックスフント「オカメ」ちゃん、そしてきなこさん夫婦とリンダちゃんのことを描いた漫画を投稿しています。
単行本『いとしのオカメ』『いとしのギー』『エミ34歳、休職させていただきます。』がAmazon他全国の書店で販売中です。また、10月28日に新刊『コロナ禍妊娠日記』が発売予定です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.