庵野秀明監督作品「シン・仮面ライダー」本郷猛役に池松壮亮 アクション練習中に負傷も、撮影に支障なし(1/2 ページ)
会見ではクモの怪人が同作に登場するとも明かされました。
庵野秀明さんが監督と脚本を務める完全新作映画「シン・仮面ライダー」(2023年3月公開予定)のメインキャストが9月30日に発表されました。主人公の本郷猛役を池松壮亮さん、ヒロインの緑川ルリ子役を浜辺美波さんが務めます。
「シン・仮面ライダー」は、特撮ヒーロー番組の金字塔「仮面ライダー」の誕生50周年を記念した作品。4月3日に、同じく50周年記念企画として、特撮ドラマ「仮面ライダーW」の続編漫画『風都探偵』のアニメ化や、「仮面ライダーBLACK」をリブートした「仮面ライダーBLACK SUN」の2022年春スタートに続いて制作が発表されました(関連記事)。
キャスト発表は、10月1日から12月19日にかけて国立新美術館で開催される「庵野秀明展」との合同記者会見で行われ、庵野監督と池松さん、浜辺さんが出席。本郷猛と緑川ルリ子のキャラクタービジュアルや仮面ライダーのバイクである「サイクロン号」の新たなデザイン、「仮面ライダー」第1話のオープニング映像を元にした2本のPVが公開されました。
子どものころに“平成ライダー”を夢中で見ていたという池松さんは、松葉づえをついた姿で登場。アクションの練習中に足を負傷したそうですが、撮影に支障はないとのことです。会見では長い歴史を持つ「仮面ライダー」シリーズ出演へのプレシャーを明かしつつ、「この素晴らしい挑戦に自分も参加して、力を出したい」との思いを語っています。
浜辺さんも幼少期から「仮面ライダー」シリーズに親しんでおり、今でもライダーの戦う姿や、戦う理由を自ら見いだしてさらに一段階進む力強さから勇気をもらっているとのこと。庵野監督の印象について、自身の質問に丁寧かつ的確に回答してくれるので、「撮影時には、自分の考えを固める時間とヒントをいただける」との安心感を上げました。
公開されたPVには、マフラーが風になびくカットや、回転する車輪のアップなど、オリジナルの「仮面ライダー」の映像を意識したシーンが多数登場。庵野監督は、自身と同じく50年前に「仮面ライダー」を毎週視聴していたファンをはじめ、幅広い世代の観客に「面白い」と思ってもらえる作品とするため、「懐かしさと新しさが融合したものを創るべく模索している」と、制作への意気込みを語っています。
(C)石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 全人類に放つ! 完全新作映画「シン・仮面ライダー」2023年3月公開、監督/脚本に庵野秀明
『風都探偵』のアニメ化、「仮面ライダーBLACK」リブートに続き! - 「庵野秀明展」10月から国立新美術館で開催 ファンからは「めっちゃ行きたい」「音声ガイドは島本先生にお願いしたい」の声
絵コンテやミニチュアセットなどの制作資料を公開。 - ふてぶてしい“L座り”やひょっとこの面も継承してる! 池松壮亮演じる「デスノート2016」竜崎も魅惑的
まがまがしすぎるひょっとこ面姿も披露。 - なぜ実写「賭ケグルイ」の浜辺美波はあんなにも滾るのか――本人に聞いた
浜辺さんに滾りまくりです。 - 映画「シン・ウルトラマン」のデザイン公開、カラータイマーがないその理由は?
庵野秀明「ウルトラマンの美しさに少しでも近づきたい」【追記あり】 - シン・ゴジラ発声可能上映に島本和彦が再び参戦 「シン・ゴジラの責任者として決着をつけにいく」
シン・ゴジラ大好きだなこの人。