米ラッパーのエミネムが10月1日(現地時間)にInstagramを更新。スパゲティ店で接客する様子を公開しています。いったい何が起きているんです?
写真のスパゲティ店はエミネムが経営する「マムズ・スパゲティ」で、米ミシガン州・デトロイトの繁華街にて9月29日にオープン。店名は2002年のヒット曲「ルーズ・ユアセルフ」のリリックにちなんだもので、窓口に書かれたメニューには、スパゲティ9ドル(約1000円)、ミートボール付き12ドル(約1300円)、スパゲティサンドイッチ11ドル(約1200円)などの金額が確認できます。
オープン当日には、エミネム自身が窓口に立ち接客を開始。気付いたファンや報道陣が撮影した写真や動画の中には、不愛想に商品を渡す姿や中指を立てた写真の他、求めに応じて窓口越しにハグをする姿も見られました。
エミネムはこの店舗の開店以前に、地元デトロイトの医療センターで働く医療従事者に向けて「マムズ・スパゲティ」のロゴの入ったスパゲティを寄付。スパゲティのカップにはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)と最前線で戦う医療従事者への感謝のメッセージも添えられていました。
英語圏のファンからは「彼は世界でおそらく最も有名なレストランのオーナーになった」「デトロイトへ走れ!」「行かなきゃ」といった反応が。一方、日本でも「スパゲティいかがすか by EMINEM」「普通に行きたいんやけど」「検索したら本当にあったデトロイトのど真ん中に しかも高評価」などの反応が。また、「ルーズ・ユアセルフ」の歌詞ではスパゲティが吐かれていることから、「リリック内容的には、ちっとも上手くなさそうなママのスパゲティ」というツッコミも見られました。
エミネムは自身のYouTubeチャンネルでスパゲティ店の広告動画も公開。本人出演のレトロでシュールな動画の中で、巨大化したエミネムがカップに入ったスパゲティを吐き出すシーンが出てきます。
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