なんとか幸せになってほしい……! 闇深ヒロインがお隣さんの優しさに触れてだんだん心を開いてくれる漫画「バツイチで泣き虫なおとなりさん」の続きが気になる(1/2 ページ)
幸せになってほしい……。
いつも悲しくて泣いているバツイチの落合さんが、隣に住む年下男子の沢渡くんに少しずつ心を開いていくラブコメ漫画が、優しい世界で癒やされます。
アパートで暮らす会社員の沢渡くんと、隣人の落合さんが打ち解けていく様子を描いた漫画。たまに見かける落合さんはもの静かなバツイチの女性でどこか暗い雰囲気を漂わせています。どうも悪い人ではなさそうなのですが、ときどき壁越しにすすり泣く声が聞こえてきたり、どこか風変わりなところがあるようです。
そんなある日、酔っ払いに絡まれている落合さんを助けたことがきっかけで、沢渡さんと落合さんは少しだけ接近することに。その日は助けてもらったことに感謝しつつも、自身のふがいなさに泣きながらその場を走り去ってしまった落合さんでしたが、後日何かお礼がしたいと、沢渡くんの家で手料理を作ることになります。
料理をする落合さんを見て、「料理上手っすね!」と絶賛する沢渡くん。彼の優しい言葉に照れながらも、落合さんの脳裏には別れた以前の夫の姿がよぎります。落合さんの手作り料理には手を付けないで、ジャンクフードを食べていた夫……。悲しい過去を温かい色で塗り直すように、尊敬のまなざしで料理を褒めてくれる彼の笑顔に、落合さんの顔は紅潮して鼓動は高鳴ります。遠慮がちに「呼んでくれればいつでも…作りに来るよ」と再会の約束をするのでした――。
と、ここまでが第1話の内容。落合さん、他にもいろいろ辛い過去を抱えていそうですが、なんとか幸せになってほしい……!
その後、作者の十五夜(@zyugoya)さんは「描いててだいぶ性癖にぶっ刺さったので続きも数日後にあげたいです」と正直にツイート。現在、第9話まで続きが投稿されており、ゆっくりと時間をかけながらも、沢渡くんの明るさに助けられながら、少しずつ距離を縮めていく落合さんの様子が描かれています。
最初は沢渡くんの家のインターフォンを押すだけでも冷や汗を流していた落合さんですが、最近のエピソードでは、宅配便のお兄さんから夫婦と間違えられたり、沢渡くんが用意してくれた調味料入れを見て思わず涙ぐんだりと、徐々にですが前に進んでいっているようで……。果たして二人の関係はこれからどうなっていくのか、続きが気になる展開です。
十五夜さんは本作品の他にも「となりのヤングジャンプ」で連載されていた『息子がかわいくて仕方がない魔族の母親』や、「WEBコミックガンマぷらす」にて連載中の「青肌巨乳とクソボッチ」を手掛けています。
作品提供:十五夜(@zyugoya)さん
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