多くの人が大変な思いをするという子どものイヤイヤ期。しかし、意外な一言で「イヤイヤ」が収まったというかわいいエピソードを描いた漫画がInstagramに投稿され、注目を集めています。
漫画の作者は、3歳の娘・つきちゃんと1歳の息子・ほしくんを育てるさき(sa.ki.ro.ku)さん。
最近イヤイヤ期が始まったほしくん。さきさんがほしくんを抱っこから降ろそうとすると、「イヤ」と激しく抵抗します。さきさんが「トイレ行きたい」と訴えたり、「出かける時間やし」と諭したりしても、ほしくんはしがみついて離れません。
ほしくんの「イヤイヤ」に手こずるさきさんの様子を見ていたつきちゃん。ふと、ほしくんに向かって魔法のワードを囁きます。「ほしくーん。……お麩」。
すると、あんなにさきさんにしがみついていたほしくんが、するりと下に降りたではありませんか。ほしくんはすっかり「おうー!」とご機嫌です。な、なぜお麩……?
そんな弟の様子を見て、すかさず「お麩だね! あそぼっか!」と誘うつきちゃん。ピンチを脱したさきさんは「さんきゅ」とつきちゃんに感謝するのでした。
しかし、一体どうしてほしくんの不機嫌は「お麩」という一言で収まったのでしょう。
さきさんによると、ほしくんは「つきの言う『お麩』の響き? が好き」なんだそうです。それは、食事にお麩の味噌汁が出た時に、つきちゃんが「これはお麩だよ」と教えていたことがきっかけ。「おっふ」「お麩ッ!」などほしくんを笑わせてから、この言葉がほしくんの「ご機嫌ワード」になっていたんだとか。
漫画を読んだ人からは、「なぜお麩」「まさかのワード」などツッコミのコメントが。ほしくんのイヤイヤを抑えた言葉を不思議に思う人が多くいることがうかがえます。また、「助けてくれるお姉ちゃん素敵です」「機転が効く〜、頼れるお姉さん」など、アシストしてくれたつきちゃんを称える声も多数集まっていました。
それにしても、イヤイヤを凌駕する笑いのツボが「お麩」だなんて、ほしくん、なかなか渋いですね。
この他にもさきさんは、夫と一緒につきちゃんとほしくんを育てながら、育児や日常について描いた漫画をInstagramに投稿しています。
画像提供:さきさん(sa.ki.ro.ku)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.