言葉を覚え始めた1歳児が、なぜかパパのことだけを呼んでくれない……! そのかたくなな姿に思わず笑ってしまう漫画がTwitterに投稿されています。
漫画の作者は、4歳と1歳の姉妹を育てる漫画家の眠井アヒル(@sleepingahiru)さんです。
最近おしゃべりを覚え始め、家族と言葉でコミュニケーションをとれるようになってきた1歳の次女ちゃん。そんな次女ちゃんは、なぜか「ダディ」とだけ頑として言わないようで……。
ある日のこと。次女ちゃんが「マミィ〜ッ!」と満面の笑みで駆けてきました。しかし、その行先はママではなく、パパの腕の中。抱きつかれたパパは涙を流して「ダディだよ」と訴えますが、次女ちゃんはなおも「マミぃ!」「マミィ」と笑顔でパパを呼び、かわいらしくじゃれつきます。
見かねた長女ちゃんはパパを気づかい、布団に入る前に「ダディ」と呼ぶ練習会を敢行。ですが長女ちゃんがどんなに「ダディ!」とお手本を示しても、パパのお膝に座る次女ちゃんは無言のままです。「マミー」はニッコニコでいえるのになぁ……。
長女ちゃんが「牛乳」と言うと「ぎゅにゅ」と返せるので、濁点が付いた言葉を言いにくいわけでもない様子。再度「ダディ」と促すと、次女ちゃんは渋〜い顔で黙りこくってしまいました。
そして次女ちゃんはするりとパパの膝から抜け出すと、くるっと振り向いて「バイ」と一言。自ら寝室に向かう勇ましい姿を見送りながら、「バイはいえるのに〜」と膝から崩れ落ちてしまうパパなのでした。
どうやら言葉を覚え始めた赤ちゃんがある特定の言葉だけを口にしないというのはよくあることのよう。この投稿のコメント欄には「我が家もどーしても『パパ』と言いません」「1歳10カ月の息子は『ママ』だけかたくなに言ってくれません」「うちは真逆で、何でも誰でもダディ」と、眠井さんの次女ちゃんと同じようなエピソードが次々に寄せられています。
呼んでもらえないパパにとっては切ない時期ですが、いつか次女ちゃんが「ダディ」と呼んでくれた日にはきっと喜びと感動が押し寄せるはず! それまでの我慢、頑張れダディ……!
眠井さんは、この他にも育児エッセイ漫画や創作漫画をTwitterやInstagramに投稿しています。また、単行本『マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』『子惚れ話』も販売中です。
画像提供:眠井アヒル(@sleepingahiru)さん
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