アメリカのオフィス家具メーカー「スチールケース」から、オフィス向けのテント「ワークテント・コレクション」が誕生しました。日本では11月1日に発売されます。
「ワークテント・コレクション」は世界的アウトドア用品メーカーの製品開発を手掛けてきたインダストリアル・デザイナーとのコラボで誕生。「ポッドテント」、「テーブルテント」、「バウンダリーテント」の3種の展開です。
テント型の「ポッドテント」(参考価格:30万7000円〜)は個人のデスクやソファすっぽり覆えるサイズ(ベース直径約1.9メートル、最大直径約2.2メートル、高さ約2.3メートル)。出入り口が広く、オープンルーフで通気性も保たれています。
「テーブルテント」(参考価格:5万900円〜)はデスクに設置するタイプ。開口部が広く(小:幅約1メートル、大:幅約1.3メートル)、固定金具がないので、どのようなデスクやテーブルでも置きやすいのが特長。
「バウンダリーテント」(参考価格:5万5700円〜)は軽量でさまざまな場面に使える自立型パーティション。直径約1.3メートル、高さ約1.5メートルのものと、直径1.6メートル、高さ1.8メートルのものの2種類があります。
コロナ禍で広がったリモートワークですが、「スチールケース」の調査によると、孤立感を感じやすく、生産性や職場への愛着が低下しやすい傾向があるとのこと。同時に、コロナの収束への期待が高まる現在、オフィスに戻る計画を立てる企業も。
そんな中、他の社員と交流・協力しつつも、1人で集中して仕事ができ、周りを気にせず休憩できるオフィスを可能にするため、周りと遮断され、軽くて持ち運びやすいテントが採用されました。
※価格は全て税別
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