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シンカンセンスゴクウマイカキゴオリ、登場!? 奈良で「かき氷新幹線」食べてきた月刊乗り鉄話題(2021年10月版おまけ)(2/3 ページ)

シンカンセンコナイ奈良駅で提供しているんです。

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 もう1つの「かき氷新幹線N700S」は、東海道新幹線の伝統色である「白と青」のエスプーマに包まれております。

かき氷 新幹線 シンカンセンスゴイカタイアイス
「かき氷新幹線N700S」は白と青の東海道新幹線カラー
かき氷 新幹線 シンカンセンスゴイカタイアイス
東海道新幹線の最新型車両「N700S」

 ……白は氷のままで良くない?(笑)。いえいえ。白いエスプーマは杏仁豆腐で作られています。だからもっと白いのです。東海道新幹線の車体のように、滑らかでツヤツヤした白です。舌に乗せると杏仁豆腐の香りと優しい甘さがふわりと広がります。

 そして青いエスプーマ。「青い食材」って何だろう。縁日のかき氷のブルーハワイ、ではありませんよ。もっと優しい青み。正解は「ブルーライチ」だそうです。ブルーライチはカクテルや青いデザートなどに使われる素材とのこと。口に含むと確かにライチの香り。なるほど、これなら杏仁豆腐フレーバーとの相性もピッタリです。

かき氷 新幹線 シンカンセンスゴイカタイアイス
N700Sの車体ロゴは「金色」

 「金粉」もはらりとトッピングされています。何だか高級感。これは車体に書かれるN700Sの金色ロゴを表現しています。さすが。これがなかったら、0系からN700Aまで歴代の東海道新幹線車両は同じ色ですから、どれでもいいことになります。金箔こそがN700Sを表すのです。このデザインセンス、いいな。

かき氷 新幹線 シンカンセンスゴイカタイアイス
かき氷新幹線N700Sは、甘みスッキリ、さわやかな味わいの杏仁豆腐&ライチの台湾甘味フレーバー

 中にも杏仁豆腐が入っていました。氷で冷やされても柔らかい。ゆるめに作ってあるのかな。すぐに氷と混じり合って、まるで杏仁シャーベット。スッキリした香りがのどの奥までフルノッチで通過していきます。

 そしてカットマンゴー、甘いね。氷のおかずにピッタリな甘さと香り。おっと、ここにもドライアプリコットがいました。うん、分かっていますよ。鉄分高めと言いたいのですね。こちらでも見事に調和していました。

 かき氷新幹線ドクターイエローは「黄色」の中にチョコとカラメルが入ってしっかり甘め。かき氷新幹線N700Sは「青と白」の中に台湾のデザートかき氷のような感覚で、フルーティでスッキリした味わいでした。

 JR東海は、ピークタイムを避けて快適な旅を勧める「ずらし旅」キャンペーンを展開中。このかき氷新幹線も、ピークの夏から「ずらした」商品です。愛知県では「冷やし旅」キャンペーンも行われました。そして「うまし」の奈良。全ての要素がエスプーマかき氷「かき氷新幹線」に入っていました。

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