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【漫画】子どもの65%は「今ない仕事に就く」 幼稚園の園長先生から子育ての新しい気付きをもらった話(1/2 ページ)

子ども将来の見方が変わる話。

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 幼稚園の園長先生の話から得た「新しい気付き」を描いた漫画が、Twitterで注目を集めています

幼稚園で良い話を聞いた 65%とは何の数字?

 河野りぬ(@job_rinu)さんが紹介したのは、幼稚園の集会で聞いたという園長先生のお話。先生は最初に「65%というのは何の数字か分かりますか?」と問いかけます。

 この数字は「子どもが将来、今存在しない仕事に付く確率」とのこと(残りの35%は機械が代われない仕事)。確かに昔はスマートフォンは存在しませんでしたし、憧れの職業として挙げられることの多いユーチューバーも10年前はここまでの人気になるとは想像できませんでした。

幼稚園で良い話を聞いた 子供が将来、今存在しない仕事に就く確率は65%

 次に園長先生は「私たちは子供達に何をしてやれるでしょうか」と問いかけます。子どもが未知のモノと出会った時にできるのは、興味を見守ること、前向きに挑戦させてあげること、仲間と協力して問題解決できるよう助けることなどがあります。

 「そして何より『愛されている、大丈夫』という根拠のない自信が、勇気をもって新しい事に飛び込む力になると思って毎日保育をしている」と話してくれます。

幼稚園で良い話を聞いた 「愛されている、大丈夫」という根拠のない自信が力になる

 この話を聞いた河野さんは「65%という数字は思ったよりずっと多い……」と感じたそうですが、自分がだんな様と出会ったのもスマホアプリ関連の企業だったことを思い出します。

 子育てをしていると、ついつい「転ばぬ先のつえ」のような発言をしてしまいがちです。「将来○○になるといい。その為には△△の勉強を……」と言いたくなってしまいます。しかし、子どもは親を超えていくもの。河野さんは、自分で選んで挑戦できる環境を整えてあげるのが今できる教育なのかな、と考えたそうです。

幼稚園で良い話を聞いた 自分で選んで挑戦できる環境を整えてあげるのが今できる教育

 今は当たり前のようにPCを使って仕事をしていますが、これも自分が子どものころには想像できなかった光景。まだ存在しない65%に気をもむよりも、何かあった時に対応できる力を付けていくことが大切だと感じます。

 河野さんは、この他にも自己肯定感の上げ方、出産レポート、息子君の目の治療体験など、自身の体験を描いた漫画やイラストをTwitterとInstagram(rinu.illustjob)で公開中です。

画像提供:河野りぬ(@job_rinu)さん

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