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米の非営利動物保護団体「Hope For Paws」が足を2本骨折した野良猫を保護。元気になるまでをとらえた動画をYouTubeで公開しました。手術の様子はモザイクなしで映し出されるため、苦手な方は動画の2分52秒〜4分19秒を飛ばして観ることをおすすめします。
「ひどいケガをした野良猫がいる」と連絡を受けて「Hope For Paws」のスタッフが現場に向かいました。発見者によると、のちに「Zorro」(ゾロ)と名付けられた野良猫は、どこかから落ちて前足が使えなくなっているとのことです。
ゾロは発見者やスタッフを見つけると、「にゃーん」とかわいく鳴き、人懐っこく甘える姿を見せましたが、右の前足はぐにゃりと曲がっており、とても痛そうです。
ゾロは前足の骨折のほか、右後ろの大腿骨の骨折と犬歯の破折も見られ、治療には大きな手術が必要になりそうです。こんな大ケガをしながら痛みに耐えつつ野良猫として過ごしていたのかと思うと胸が締め付けられます。
折れた歯の根元を取り除き、大腿骨を治療する様子を映した場面は、観ているのがツラくなってしまうほど。しかし獣医師さんたちの頑張りのおかげで、ゾロは足を1本も失うことなく元気に走れるようになりました!
ゾロは現在、新しい家族と幸せそうに暮らしています。動画の最後には、おやつをうれしそうにほおばったり、おもちゃで楽しそうに遊んだりする姿が。もう痛みに耐えることはなく、心穏やかに過ごしています。
持ち前の人懐っこさで多くの人を魅了するゾロ。「ずっと幸せに暮らしてね」と応援したくなる保護エピソードでした。
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