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ゴミ処理場に捨てられたシェパードを保護、心を閉ざしていたが…… 笑顔で人懐っこくなったビフォーアフターに涙(1/2 ページ)

人間を信じられるようになったのかな。

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 1年間ゴミ処理場で孤独に暮らしたシェパードを保護。1カ月後、別犬のように人懐っこくなる姿がYouTubeに投稿されています。

 米の非営利動物保護団体「Hope For Paws」が連絡を受けて向かったのは、ゴミ処理場。捨てられて孤独に暮らしているシェパードがいるという連絡を受けてのことでした。

 元々は3匹の犬が捨てられていましたが、その内2匹は先に誰かによって保護されていました。しかし最後の1匹であるシェパードを捕まえることができず、約1年間ひとりぼっちで暮らしていたといいます。保護スタッフたちは捕獲機を設置して慎重に誘い出し、やっと保護することに成功しました。

 メスだと思っていたシェパードはオスであることが判明。スタッフらは「アンドリュー」と名付けました。保護当初から威嚇はしないものの怯えた表情を見せ、優しく声をかけなでても心を閉ざした様子を見せています。

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保護直後のアンドリュー
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緊張しているようです
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シャワーで汚れを落としていきます

 健康チェックを行い、汚れた体をシャンプーできれいにしていきます。人間慣れしているようですが、その表情はかたく緊張したまま。捨てられた経験から、人間に対する不信感をぬぐい切れないのでしょうか。

 アンドリューはその後、ロサンゼルスの動物保護団体「LA Animal Rescue」から申し出があり、里親が見つかるまで預けられることになりました。

 そして、保護から約1カ月後……。そこには、スタッフととても楽しそうにお散歩する姿が! 自らカメラに向かっていく元気さも見せており、とても保護時に心を閉ざしていた犬とは思えません。アンドリューは現在里親を募集中とのこと。

 スタッフの呼びかけにこたえ、しっぽをぶんぶん振る姿はとっても幸せそう。同じ保護施設に暮らすワンコと和気あいあいに遊ぶ姿も見せました。人間の愛に触れ、また人間を信じることができるようになったアンドリュー。わずか1カ月で大きく変化した姿に胸が熱くなる保護エピソードでした。

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