おしゃべりを始めたばかりの子どもの、宇宙語のような発言……でも、なぜか親には分かってしまうんです。パパと子どものかわいらしいエピソードを描いた漫画がInstagramに投稿され、多くの共感を呼んでいます。
作者は4児のパパであるグッドスリープ(@good.sleep7416)さん。ある日、3歳の息子くんとふたりで散歩をしていたグッドスリープさんは、近所のおばあさんに話しかけられました。
おばあさんが息子くんに「ぼーやなんさい?」と声をかけたところ、息子くんは「たんさー!」とお返事。息子くんが何と言ったかわからないおばあさんは、グッドスリープさんに通訳をお願いします。
いつも息子くんと一緒にいるグッドスリープさんにとって、息子くんの宇宙語を通訳するのは朝飯前。息子くんが「3歳」と返事をしたことをおばあさんに伝えます。
さらにおばあさんは、「今日はお父さんとお出かけかな」と息子くんに話しかけます。すると、息子くんは「てぃらん!」とお返事。おばあさんと会話ができてうれしくなったのか、息子くんは「ぼーるたんとね、ぴかたんてね、がおたんとね……」と矢継ぎ早に宇宙語を話し始めます。一生懸命なお話を「うん」「うんうん」と聞いてくれるおばあさん。でも何を言っているかはわかっていない様子です。
息子くんのお話が落ち着いたら、再びグッドスリープさんの通訳タイム! どうやら、息子くんはグッドスリープさんにおやつを買ってもらった話などを伝えたかったようです。
グッドスリープさんの完璧な通訳に、「さすがお父さんねぇ」「ちゃんと何をしゃべってるか分かっちゃうんだものねぇ」とおばあさんは感心しきりです。こうして、息子くんとの会話をひととおり楽しんでおばあさんは去っていきました。
「てろてろたんてー!」(訳:ペロペロキャンディー)と言ってお見送りする息子くんを見ながら、息子くんが使う宇宙語を理解できることに優越感を感じ、思わずニヤついてしまうグッドスリープさんなのでした。
どこにでもいる父と息子の、よくあることだけれどほほ笑ましい光景。そんな日常を描いた漫画に、「こんな頃...あったよな〜って泣けてきました」「このなんとも言えぬ優越感わかります」など、共感するコメントがたくさん寄せられました。
少ししたら忘れてしまいそうな光景にこそ、いつまでも胸にしまっておきたい瞬間がつまっているのかもしれませんね。
グッドスリープさんのInstagramアカウント(@good.sleep7416)では、この他にも育児や日々のエッセイを描いた漫画を数多く投稿しています。
画像提供:グッドスリープさん(@good.sleep7416)
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