出産前からの趣味だったという宝塚歌劇の鑑賞を、3年ぶりに満喫した双子ママの漫画がTwitterに投稿されています。
漫画の作者は、双子のアニくんとオトくん兄弟を育てる、さくらい えま(@enu_baby)さんです。
さくらいさんは、以前から宝塚歌劇と歌舞伎の鑑賞が趣味だったといいます。しかし、2年前に出産をしてからは、子育てに追われる毎日に加えてコロナ禍なこともあり、なかなか劇場へ足を運べていませんでした。
そんな中、さくらいさんが大ファンだという柚香光(ゆずかれい)さんが花組のトップに就任しました。その姿を一目見たいと、日々鑑賞のチャンスを狙っていたさくらいさん。ついに花組公演「忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』」のチケットを入手し、3年ぶりの宝塚歌劇鑑賞の機会が訪れたのです。
待ちに待った観劇当日。出産後すっかり「育児ママ」らしいカジュアルで動きやすい服で染まってしまったワードローブに絶望しながらも、いつもの服にきれいめなアクセサリーを合わせ、久々の宝塚大劇場にやってきました。その場に居られるというだけで、さくらいさんのテンションはうなぎ昇り。その興奮は、頬が紅潮するほどです。
そして、観劇の感想はというと、「もう……最高でした」と言葉にならないさくらいさん。3年ぶりの生の舞台の迫力に、感動の涙が止まりません。そしてコロナ禍でも変わらず笑顔で舞台に立ち、夢の世界を作り出し続けるタカラジェンヌの美しい姿に、胸がいっぱいになったそうです。
鑑賞後には、柚香光さんの他にも気になるジェンヌさんがたくさん出来てしまったというさくらいさんなのでした。宝塚歌劇の沼は深い……。
鑑賞の日を振り返り「好きな世界を持っていると心に余裕ができ日常生活にも良い影響がある気がします」「心が潤いました」と語るさくらいさん。子どもたちとの時間を大切にしながら、自分の趣味である観劇をこれからも楽しんでいくと漫画を結んでいます。
この投稿には、同じく子どもを育てながら趣味を楽しむママから「私も一年半ぶりに星組観て、今月花組観て、うるおいました」「双子の小さい頃、必死で支度してなんとか宝塚観劇してた頃を思い出しました」「私も観劇が趣味で!12月に1年10ヶ月ぶりの観劇予定なんです! 服がない問題に共感しかないです笑」といった共感のコメントが次々に寄せられています。
子育てに追われる日々の中、ママ自身が心から好きなものを楽しむ時間や趣味の時間がほんの少しでも取れるだけで、心は潤い整うもの。時に息抜きをすることで、ママの心の健康が保てたら良いですね。
さくらいさんは、この他にもTwitterやInstagramで双子育児の日常を描いた漫画を多数公開中です。
画像提供:さくらい えま(@enu_baby)さん
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