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リアルな「溶けかけの氷」を表現した木彫り作品がTwitterに投稿されています。
木の板に氷を置いただけ……に見えるトリックアートのような作品で、木彫りと言われても信じられないレベルです。1つの木のブロックから掘り出して作っており、氷と溶けた水の透明部分を、木目のつながりで表現しています。
作者のキボリノコンノ(@kibori_no_konno)さんは、スレッドで制作過程も公開。最初にヒノキのブロックから台座と氷の形を切り出して、彫刻刀で形を作り込み、紙やすりでピカピカに磨いたら絵の具で着色。ツヤ感や光の反射の描き方も見事です。
コメントでは「ちょっと意味わからないレベルですごい」「俺の知ってる木じゃない」と驚く声が寄せられ、「溶けた氷にしか見えません…本物実際にこの目で見たいです」と実物を見てみたくなる声も上がる反響を呼んでいます。
子どもの頃から木を加工して遊ぶのが好きだったという、キボリノコンノさん。木彫りについては、コロナ禍をきっかけに今年の9月から趣味として始めたのだとか。
キボリノコンノさんは現在特に木工には関わっていないものの、大学ではプロダクトデザインを学び、さらに以前は家具のデザインの仕事をしていたそうで、「家に木工部屋を作って、自分の家の家具を作ったりして趣味で遊んだりはしています」とのこと。
今はさまざまな技術を磨きながら、「ちょっと驚くようなもの」を制作。Twitterではその中で出来た「木彫りピーナッツ」「木彫りうなぎパイ」「木彫りの納豆」など、リアルで食べられそうな面白い作品を見ることができます。
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