7歳の女の子が作った「謎の生物」のぬいぐるみがTwitterに投稿され、そのかわいらしい姿が話題になっています。
ぬいぐるみ職人こと小学2年生のスーちゃんは、投稿主のオカアヤンさん(@sabachikubi)の娘さん。小さい頃から物作りや物語を書くことが好きだったというスーちゃんは現在、ぬいぐるみ作りにはまっているそうです。
スーちゃんが作ったのは、ゴールドの長い毛を持つふしぎな生き物のぬいぐるみ。耳や手足は熊のぬいぐるみのようにも見えますが、つぶらな瞳の下には小さなくちばしがついていたり、首には鈴つきの赤いネックレスをしているたりと、個性的なデザインが魅力的です。その完成された世界観は、小学生のものとは思えません。
日々、ぬいぐるみ作品を続々と生み出しているスーちゃんについて、オカアヤンさんにお話を聞いてみました。
――娘さんがぬいぐるみ制作を始めたのは最近のようですが、今までに何作品ほど作っているのでしょうか?
今日の時点で「モフ族のモフモフ」「謎の生物ちゃん」「第二の謎ちゃん」「ほっそりネコちゃん」「バケ子」「ネコなまず」「天才もっぴちゃん」「すあまの妖精ちゃん」の8体が完成しています。
――ぬいぐるみの制作は、娘さん1人でやっているのでしょうか?
糸が絡まってしまった時や目鼻のパーツをとめる時などの力が必要な作業、綿を入れた後の閉じる作業はまだ上手くできないため、少し手伝っています。
――ぬいぐるみ制作を始める前から、娘さんはハンドメイドに興味があったのでしょうか?
幼稚園に入る前から何かを作るのが大好きで、今も毎日欠かさず何かを作っています。そのためトイレットペーパーの芯や段ボールを捨てると怒られてしまいます。またセロハンテープを大量に消費するので、常にストックしています。
――手作りのぬいぐるみに関するエピソードがありましたら教えてください
ぬいぐるみ作りと出会って、自分の思い描いた物語の主人公をぬいぐるみという形で表現できることに興奮しているようです。娘の作ったぬいぐるみたちにはそれぞれ細かな設定があり、娘の中でしっかりと命を宿しているようです。そのため「みんなをちゃんとお世話しなければ」と思っているらしく、毎日忙しそうにしています。
なお、オカアヤンさんはスーちゃんの「ブランドを立ち上げて、お店みたいにしたい!」という要望に応え、「suunuus」というショップを立ち上げたとのこと。とはいえ、どの子にもたくさんの気持ちが詰まっているため、作品は展示のみで販売の予定はないそうです。ショップではsuunuusたちの写真に加え、スーちゃんが作ったお話が見られます。
スーちゃんの日常や作品は、オカアヤンさんのTwitter(@sabachikubi)に投稿されています。これからスーちゃんがどんな新しい世界を見せてくれるのか、想像するだけでわくわくしますね。
画像提供:オカアヤン(@sabachikubi)さん
(三日月 影狼)
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