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旅館で過ごすと味わえる、「日常と非日常の狭間をただよう気持ち」を表現した漫画に共感する声が寄せられています。
「旅でもっともワクワクする瞬間は旅館に到着したときだ」と優しく語りかける“Y氏は暇人(@y_ta_net)”さんの漫画。宿泊する部屋に到着すると、新居に引越した初日のような気持ちで風呂やトイレの扉を開け放ち、棚や冷蔵庫の中身を調査します。
そして窓際にある謎のスペース(広縁)に腰掛けて、ゆっくりと流れる時間に思考を預けます。くつろぎ終えたら、探険先を旅館の施設内へ。ロビーやゲーセンに胸を高鳴らせつつ、大浴場の場所をチェックします。牛乳の販売機が置いてあると「あとでこのコーヒー牛乳を飲もう」と入浴時間がますます楽しみに。
浴衣に着替えたら、今度は旅館の近隣を散策。肌寒い空気に慌てたり、袖に入れた財布が心配になったりするスリルも、いつもと違う服装だからこそ。
部屋テレビで流れるローカル番組の独特なノリや、うたた寝して目覚めたときの「ここどこ?」と焦る気持ちなど、旅館だからこそ味わえる空間です。
漫画には「朝早く起きて朝靄の中を散歩するのも楽しい」「深夜にロビーでくつろぐのおすすめ」と旅館好きからの共感がたくさん寄せられました。
作者のY氏は暇人さんは、主に散歩と旅がテーマの漫画をTwitterに公開中。「山田全自動」名義でのあるある漫画も人気です。
作品提供:Y氏は暇人(山田全自動)(@y_ta_net)さん
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