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保護してくれた人になつくスズメの動画が撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で6万9000回再生を突破しています。動画には「鳥は自分を助けてくれた人や傷つけてしまった人を覚えています」「すごい! これぞ愛」といったコメントが寄せられています。
「Rescued Bird Returns to the Person Who Saved It || ViralHog」
動画が撮影されたのは、ブラジルのリオデジャネイロ州グアピミリム市です。エントランスを掃除している女性の足下のバスケットに1羽のスズメが止まっています。
実はこのスズメは、まだ羽も生えていないころに巣から落ちてしまい、足を骨折していたため、親鳥に捨てられました。そのスズメを保護して、飛べるようになるまでお世話をしたのがこの女性なのです。
離乳食から穀物を食べられるまでお世話をし、元気になったところで自然へと帰しました。ところが驚いたことに、数時間後、スズメは戻って来てそのまま離れなくなったのです。
「ワンディンハ」と名付けられたスズメ。外で自由に飛べるように放しても、すぐに舞い戻って来て彼女の胸元に止まります。さらに、歩くと後をついて来るように……。完全に彼女を「おかあさん」だと思っているようですね!
羽を震わせるその姿に、「お腹をすかせているんじゃないかな?」「翼を揺らすのは、親鳥にお腹が空いていること、食べ物が欲しいことを伝えるためにするんだ」というコメントも寄せられています。保護してくれたおかあさんにごはんをおねだりしているらしいスズメのしぐさがとても愛らしい動画なのでした。
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