「涙が出そう」「感情移入できた」 つらいことがあっても“誤魔化して笑ってしまう”OL描く漫画に共感と涙(1/2 ページ)
つらいことがあっても“誤魔化して笑ってしまう”OLを描いた作品。
つらいことがあっても“誤魔化して笑ってしまう”――。Twitter漫画「いろいろ辛いOLの話」に「涙が出そう」「感情移入できた」と共感する声が上がっています。
「テストの点が悪くても短くなった鉛筆が褒めてくれてる気がしてた」――“誤魔化して笑ってしまう”クセをもつ主人公・田所さんは、会社で上司に理不尽に責め立てられても「すっすみません」と薄く笑みを浮かべて謝ってしまう毎日を送っています。
上司のアドバイスに沿って起こしたミスに言い訳ができず「…すみません」と飲み込んでしまう田所さんはある日の帰り道、ふと幸せそうな友人たちのことを思い出して「私 まだ契約社員だなんて 恥ずかしい」とさみしい気持ちになります。
しかしそんなある日、ついに社員昇格試験に合格した田所さん。「3年……長かった…」と喜びに浸る田所さんに男性課長が祝賀会を開いてくれると言います。喜ぶ田所さんでしたが、なぜかお店にいたのは課長だけ。
2人っきりではじまった“祝賀会”を何とか切り抜けて帰ろうとしたそのとき、ほろ酔い気分の上司に手をつながれて「ひゃっ」っと声を上げた田所さん。
冷や汗をかきながらも笑顔で「いやいや困りますよ! 誰かに見られちゃいますよ〜」とやんわり断ると、課長は「フン」っと一言。悪態をつきながら去っていくその課長の背を見つつ心のなかの“短くなった鉛筆”を思い浮かべて、「小さくなった 頑張った」と一人ごちるのでした。
翌日、田所さんのデスクには課長から“やり直し”を命じる大量の資料が積まれていました。それを見た女性上司から「昨日課長と何かありました?」と聞かれるも、とっさに「何も…何もありません」と返す田所さん。
半分手伝うと申し出る女性上司に「いや 大丈夫ですよ」と遠慮していると、「何ヘラヘラしてるの」「なんですぐ謝るの?」「私あなたのそういうところイライラすんの」「自分のミスですよね? 自分で考えてください」と責め立てられた田所さんは思わず、「(課長の)手を払ったのは私の…ミスですか?」とつぶやくのでした。
まさかの展開を迎えるTwitter漫画「いろいろ辛いOLの話」は、漫画家・イラストレーターのまお いつか(@maoitsuka)さんのアカウントで掲載中。ほかにもキャラクターの心の中を繊細に描いた作品が多数投稿されているので気になる方はチェックしてみると良さそうです。
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