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モータースポーツの入口って意外と簡単! 鉄道ライターが「国内Aライセンス」取っちゃいました国内Aライセンスを取る方法(1/4 ページ)

富士スピードウェイを快走〜。皆さんもやってみませんか?

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 皆さんこんにちは。鉄道ライターの杉山です。いつも鉄道の楽しい話題をお届けする「月刊乗り鉄話題」をお読みいただきましてありがとうございます。

 さて、このたびワタシは、JAFモータースポーツライセンス「国内Aライセンス」を取得していたことを告白いたします。鉄道ライターのくせに何やってんだ。

国内Aライセンス 取得
鉄道ライターが「国内Aライセンス」取ったどー!(下は先に取った国内Bライセンス)

 いや、鉄道に限らず、クルマもバイクも飛行機もフェリーも、乗り物全般が好きなんです。子どもの頃からデブで運動センスなし。だから駆け足より速い乗り物は何でも好き。学生時代はマーチ スーパーターボで信州の峠を攻めてました。20年くらい前は「Bigscooter.com(現在は無効)」なんてドメインを取って、バイク仲間と遊んだりしていました。唯一、苦手な乗り物は「釣り船」です。磯の香りが苦手でして……。おっと失礼、鉄道ライターのくせに脱線しちゃいました。

 ワタシが取った国内Aライセンス(国内競技運転者許可証A)とは、JAF(日本自動車連盟)が発行する「カーレース・競技に出るための免許証」です。そうです。ワタシは今、鉄道ライターであり、「レーシングドライバー」でもあります。正確には、レーシング・ペーパードライバーですけれどね(笑)。

 意外と簡単で、楽しかったので、今回は特別編「クルマ好きの皆さんもいかがですか?」というお誘いも兼ねて「鉄道ライター、Aライ取得への道のり」を紹介します。

簡単〜! “オンラインの動画講習”だけで「国内Bライセンス」取れます

 きっかけは2021年6月9日の記事「JAF、オンラインで『国内Bライセンス』を取れる講習会実施」でした。

 モータースポーツライセンスはサーキットなど各地で行われる講習会などに出向いて取るものだと思っていましたが、感染症流行に伴う密などを避けるべく、オンラインで受講すれば国内Bライセンスを発給するというJAF福岡支部による試みでした。2022年1月現在、JAFの各支部でも随時行われています。

 費用は受講料とライセンス申請料の合計で8100円。へぇ、面白いな。それだけでB級ライセンスをもらえるんだ。「モータースポーツ選手になれる」んだ。いや、多分レースはやりません。しかし話のタネに良いじゃないですか。飲み会でモテそう。

 そんな不純な動機でした。Webで申し込むと、モータースポーツハンドブックという冊子と書類が届きました。オンライン講習はYouTubeの非公開アドレスで動画を見る方式。電子会議システムで講師のお話を聞くと思ったら違いました。動画は国内モータースポーツの紹介と運営組織、A級、B級のライセンスでどんなレースに出場できるか、といった基礎知識的な内容でした。

国内Aライセンス 取得
任意の時間に講習動画を見て、届いた申請書に受講終了のパスコードを記入して申請書を送るだけ

 “任意の時間”に講習動画を見て、動画の最後に表示されるパスコードを申請書に記入して、運転免許証に使うような写真を添えてJAFへ送るだけ。1週間ほどで「紙の仮ライセンスカード」と「健康管理カード」が届き、それから10日ほどで運転免許証と同じ大きさのプラスチックカードが届きました。国内Bライセンス、ゲットだぜ!!

国内Aライセンス 取得
送付から1週間ほどで仮ライセンスが届いた
国内Aライセンス 取得
さらに10日ほどで正式な国内Bライセンスのプラスチックカードが届いた。写真は、同時に自治体からワクチン接種券が届いたので、接種券と選手権をかけたつもりだったけれどスベったもの
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