課題の絵が間に合わないピンチ → 乗り切るために「データが重くて読み込めない」をリアルに持ち込んだ絵が秀逸(1/2 ページ)
完成しているのに、どんな絵なのか気になってくる絵。
課題の絵が間に合わない危機的状況から生まれた作品が「これは芸術的」「発想が秀逸」と話題です。Twitterではいいねが30万を超えています。
提出期限に絶対間に合わないことを確信した作者のももにくす(@momonicus)さんは、「データが重くて読み込めない」というデジタル世界の“あるある”をアナログで表現して乗り切ることに。それがこちらの絵です。
Twitterなどで見られる“読み込み”アイコンを描くことにより、キャンバスの半分以上を黒一色で埋めることに成功しています。読み込み部分の境目のモザイクっぽい表現もそれっぽく、ついつい表示されるのを待ってしまいそうです。
リプライ欄では「天才的発想」「すごいセンス」といった賛辞が多く寄せられ、「雲と風船がかなりポップなテイストなのに、人間の部分がめちゃめちゃリアルなのも好き笑」「画家自身が出力させられなかったという表現ともとれるのが凄い」「デジタルとアナログの究極合体」などの声がみられました。ちょうど人物の顔が見えないことで、想像が膨らむといった声も。
ももにくすさんによると課題は自由制作で、今回の作品は油絵。その後講評を受け、「進級課題にしては作品数が少ない」と酷評されたと報告しています。なお「絵自体は面白い」との評価を頂いたそうです。ツッコまれた部分もナナメ上だった。
進級については「少なくても提出すればギリギリ進級できる可能性は高い」とのこと。今回の反響を受けて「正直、油絵はもうやめてイラストだけでやっていきたいと考えてたけど、偶然思いついたとはいえこんなに反応もらっちゃったら、また油絵描きたくなってきたな…」とつぶやいており、まさにピンチをチャンスに変えた作品となったようです。
ももにくすさんは、運営するTwitterアカウント「人生はウーパールーパー(@Axolotl2013)」にて、かわいらしいウーパールーパーのイラストを描いて人気を集めています。以前には「ウーパールーパーのすごいところ」をまとめたイラストが話題に。他にもLINE着せ替えや、さまざまなグッズも販売中です。
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