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農水省が「超公務員的な豆まき」動画を公開 「豆を投げてもよろしいでしょうか?」から始まる“コンプラに抵触しない豆まき”がシュールすぎる(1/2 ページ)

“今どき”な豆まきってこうかあ。

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 農林水産省のYouTubeチャンネル「BUZZMAFF ばずまふ」が投稿した動画「農水省的コンプライアンス豆まき」に、「大笑いしてしまいました」「クスッと笑ってほっこり」と称賛の声が寄せられています。


農水省的コンプライアンス豆まき

 今回「BUZZMAFF」が投稿した動画は、「コンプライアンス面で問題がない超公務員的な豆まきを考える」という内容。「消毒・換気を行い大声は控えましょう」「人に対して勢いよく豆を投げるのは危険です」など注釈がいっぱいの「豆まき方法」を提案していきます。

農水省的コンプライアンス豆まき 消毒・換気を行い大声は控えましょう
農水省的コンプライアンス豆まき 常識の範囲の球速で投げましょう

 動画の後半では、実際に「コンプライアンス的に正しい豆まき」を実践してみるのですが、「豆を投げてもよろしいでしょうか」と鬼に許諾を取ったり、豆を食べる前に「アレルギーはございませんか?」と確認したり……真面目すぎる様子が逆にシュールで笑えてしまいます。“今どき”な豆まきってこうかあ。

農水省的コンプライアンス豆まき 「豆を投げてもよろしいでしょうか」
農水省的コンプライアンス豆まき 最終的には「楽しんで豆まきしたらええんや!」

 動画には「ちょっと疲れてたけど昼休みに観てクスッと笑ってほっこりしました」「最高に面白い」「コンプラ云々の時代にめちゃくちゃバズってほしい動画きたな」と称賛のコメントが寄せられています。

 この動画を企画したのは、BUZZMAFFで「和食文化を広める」をテーマに動画を企画するチーム「和食ぅライフバランス(わーくぅらいふばらんす)」の2人。そのうちの一人で動画にも登場した外食・食文化課 食文化室の山口さんにお話を聞いてみました。

 もともとは「節分の食文化継承を広げられたら」という真面目な動機で豆まきの動画を企画していたそうです。ところが、YouTube上で再生回数を稼いでいる豆まき動画を調査したところ、「公務員としては真似が難しい」コンプラNGな内容が多かった……そこで「真逆の方向性で撮ってみたらどうか」ということで今回の企画が生まれたのだそうです。

農水省的コンプライアンス豆まき 山口さん(右)と、その上司タケさん(左)

 「BUZZMAFF」は、農林水産省の職員が撮影や編集を担当しているYouTubeチャンネル。過去にも「家庭や職場に春の花を飾ろうと呼びかける動画」がシュールで「じわじわくる」と話題になっていました(関連記事)。


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