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平安時代の貴族の衣装・水干(すいかん)を現代向けにした子ども服「童の水干」がすてきです。
作者は「男の子のためのクラシカルなお洋服」を作るペンギンのおしり(penguinbum_gallery)さん。ベストやブラウスといった洋服のほか、「童の水干」のような和服も手がけています。
まるで牛若丸のような「童の水干」は、赤ちゃんや子どもが気軽に和装の雰囲気を楽しめるよう、着用しやすく動きやすいデザインにした子ども服。ハードルが高く見える和装ですが、普段の洋服に羽織るように着て、スナップボタンで首元を留め、腰紐を結ぶだけで簡単に着用できます。
この「童の水干」は、2021年にTwitterでも話題に。ツイートしたのは漫画家の松山花子(@kyusyu_danzi)さんです。子どもむけにアレンジした水干を着ている男の子の写真に、「ああああ! かわいい〜」と熱狂的なコメントを添えています。子どもらしいかわいさだけでなく、風情や品の良さを感じるたたずまいが水干ならではの良さですね。
松山さんは非常に水干を気に入り、「幼稚園〜小学校の制服は水干にすべき」とさえ感じたとのこと。投稿を見た人からは「かわいすぎる」「最高です!!」や、「未だ見ぬ孫に着てもらいたい!」「自分も着たい」などの声が寄せられていました。
また、「鞍馬山に着ていくと、天狗が懐かしそうに話しかけて来そう」「“千と千尋の神隠し”のハクみたいですね」というコメントも。見る人のさまざまなイマジネーションをかき立てるようです。
「童の水干」は、minne内のショップPenguinbumなどで販売中です。
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