「武家屋敷の台所」がまんま“フェルメールの絵画”のようだと話題に 「幻想的」「牛乳を注ぐ女の人が見える」（1/2 ページ）

光と影、そして構図がフェルメールの作品そのもの。

[宮原れい，ねとらぼ]

　千葉県佐倉市の武家屋敷で撮影されたフェルメールみたいな炊事場の写真がTwitterに投稿され、「すごい」「確かに見える」と感動する人が続出しています。

　「武家屋敷の台所を見学、フェルメールみたいでした」と写真とともにツイートしたのはFumie（@teh2323）さん。かまどのある土間を写した1枚ですが、窓から差し込む光と、それによって生み出された影が、画家のヨハネス・フェルメールの静謐（せいひつ）な作品を思わせます。なにより構図が有名な絵画「牛乳を注ぐ女」にそっくり！

佐倉武家屋敷で撮影された写真（画像提供：@teh2323さん）

こちらはフェルメールの絵画「牛乳を注ぐ女」（メトロポリタン美術館 公式サイトより）

　他にも全体の淡い色味や絵画のような空気感に、Twitterでは「フェルメールにしか見えない」「牛乳を注ぐ女の人が見える」と拡散され7万いいねを獲得。「幻想的」といった声や「米のとぎ汁注がれてそう」なんて“和風フェルメール”な世界観を想像する声も上がっています。

　こちらは「佐倉武家屋敷」で、江戸時代後期に建築された3棟の武家屋敷を見学できます。佐倉市のホームページでは、それぞれの外観・内観を見ることができるバーチャルツアー（VR・3Dビュー）も公開されており、3棟のうちの「旧但馬家住宅」で上記写真の場所を確認できます。