iPadの「メモ」がスケッチツールとして超優秀……!? レベルが高すぎる活用術に「私の知ってるメモじゃない」「新しい機能が追加されたのかと」(1/2 ページ)
純正アプリでもここまで描ける!(※ただし技術が必要)
「iPadのメモがスケッチツールとして超優秀」というiOS純正アプリの活用術ツイートに驚きの声が上がっています。
例として「人の手」をカラーで描いていますが、見た瞬間に肌の質感さえも感じられるような存在感。良い意味で写真よりも生々しさのある絵に言葉を失います。あの、これ「メモ」アプリですよね……?
投稿したのは、画家のTAKUYA YONEZAWAさん(@takuyanokaiga)。他のお絵かきアプリと比べると、ペンの種類が少なかったり、レイヤー機能がなかったりしますが、「機能がシンプルで色鉛筆でガシガシ描いている感じがすごく気に入っています」とのこと。実際に手の絵を描いているときも楽しすぎて夢中になり、完成度7割ほどまで一気に描いたそうです。
Twitterのコメントでは「私の知ってるメモじゃない」「新しい機能が追加されたのかと思った」と衝撃を受ける声から、「弘法筆を選ばずとはこのこと」「超優秀なのはあなたです」といった賛辞も多く寄せられ話題になっています。
また同時に「ほんとに描きやすかったわ、色鉛筆いいな」や、「私も描いてみたい!」「やってみよう」と触発された人の声も。「メモアプリでもこれだけ描ける」という可能性に気付かされるツイートとしても拡散されているようです。
TAKUYA YONEZAWAさんは上記以外の魅力として、手軽に描けること、色を柔らかく重ねられることを挙げたほか、Apple Pencilの反応の良さにも触れています。今回の反響については「iPadのメモアプリの可能性が多くの方に広まったらうれしいです!」とのコメントをいただきました。
ホンモノっぽい肌を描くテクニックも紹介しており、「薄黄色や桃色だけでなく、皮膚から透けて見える血管も描いてあげる気持ちで部分的に青や緑を加えると自然な色合いに近づきます」
「中間色や影の色にグレーを入れることで、明るい部分は彩度が高く、暗い部分は彩度が低くなるので、色のコントラストで肌がより鮮やかに見えます。肌にグレーは使えます」
など、以前に美術の先生から学んだことや自身の経験から得たことをつぶやいています。
TAKUYA YONEZAWAさんは、ギャラリー所属の作家として10年以上活動し、現在はSNSを中心に活動中。Twitterアカウントでは主に、絵具を使った「宝石」の絵画シリーズを見ることができます。鮮やかでどこか幻想的な存在感を放ち、見る角度によって印象が変わる魔法のような魅力を動画でも伝えています。
TAKUYA YONEZAWAさんの作品
画像提供:TAKUYA YONEZAWA(@takuyanokaiga)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.